原発の炉心設計コードを韓国の技術で開発

新古里原発3・4号機に適用

 原子力発電所建設の中核技術である炉心設計コードが、韓国の技術で開発された。

 韓国水力原子力は29日、「韓電原子力燃料が中心となった韓国の原発研究機関が、原発の中核技術の一つである炉心設計コードを、純粋に韓国の人材で開発することに成功した」と発表した。

 炉心設計コードとは、原子炉内の核燃料の状態を事前に予測するソフトウェアで、核燃料棒の装てん量や交換時期などを把握する役割を果たす。韓国は現在、原発設計コードと原子炉冷却材ポンプ(RCP)、原子炉を制御する中核装置の原発計測制御システム(MMIS)という「3大中核技術」を、2012年までに国産化する計画を推進している。

 韓国水力原子力は、今回開発された炉心設計コードを、2014年完成予定の新古里原発3・4号機に適用する計画だ。

李性勲(イ・ソンフン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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