東京ヌルイ ガスガン ベレッタPx4 ストーム【エアガン レビュー】
以前よりホビーショーなどでモックアップが展示されていた、新作ガスブローバックガン「
ベレッタPx4ストーム」がついに発売となった。この
ベレッタPx4ストームが最初に発表されたのは2008年5月のホビーショーなので、実に2年の歳月を費やしていることになる。同ホビーショーではMEUピストルや、M4-PMCなどの商品が発表になっているので、それらに比べると新規モデルとはいえ、ずいぶんと時間がかかったと言う印象がある。いつ発売になるのかファンの注目を集めていただけに、突然の発売には業界関係者も驚いたはずだ。その最新モデルを入手したので、さっそくレビューする。
実銃のベレッタPx4は、イタリアの老舗銃器メーカー、
ベレッタ社が
M92シリーズの後継として2005年に発表した最新のポリマーフレームオートマチックピストル。弾薬は9mm×19ルガー弾を使用し、装弾数は17+1発。
同社
M8000シリーズ同様のロータリーロッキングバレル方式を採用し、2005年からSOCOM(アメリカ特殊作戦軍)で始まった次期米軍制式拳銃トライアルにも参加している。
東京ヌルイ ベレッタPx4 ストーム スペック & 初速データ |
全長 |
192mm |
重量 |
785g |
銃身長 |
102mm(インナーバレル長) |
装弾数 |
6mmBB弾 28+1発 |
定価 |
15,800円(税別) |
発売日 |
2010年4月1日 |
|
最高 |
372m/s |
平均 |
360m/s |
最低 |
358m/s |
ジュール |
483J |
※アメリカンイーグル バイオ9mmルガー弾 7.5g使用、ホップアップ無し、気温32.5度、湿度78.0% |
ベレッタPx4の右側面。
ポリマーフレームならではのシボ加工されたグリップフレームがしっとりと手に馴染む。
グリップのバックストラップはグリップ後部のピンを1本抜くだけで簡単に交換でき、射手の手の大きさに合わせて調整することが可能。
このグリップパネルオプションも発売予定だとか。
M92Fなどに比べて突起が少なく、ホルスターから抜くと言った操作も容易だろう。ただ、これに対応するCQCホルスターなどがまだ国内に出回っていないので、いずれは入手できることを願っているが。
刻印はなんとイタリアのBeretta社そのものの刻印を再現。ついにトイガンもここまできたかというクオリティ。
トリガーガード上にはスライドを分解するときに使用するテイクダウンラッチがある。
リアサイトは薄く緑がかった蛍光材が使用されている。ハンマーをコックしてもあまり露出せずに引っ掛かりが少ない。
ファイアリングピンも実銃同様に再現される。
セフティレバーは92Fのようにスライド側面にあり、両側から操作できるアンビタイプとなっている。レバーを下げるとハンマーがデコックされ、安全装置が作動する。

ロータリーロッキングバレル独特のチャンバー形状。ポリマーフレームと金属のスライドの質感の違いがうまく再現されている。もはやここまでくると実銃と見分けがつかないほど。
ん、実銃と見分けがつかない!? むむむっ!!
さて、実射性能だが、マガジンに弾を込めて銃本体に装填、スライドを引くとジャキンッと重みのある金属音とともに、初弾がチャンバーへ送られる。
ターゲットに向けてトリガーを絞ると「ダンッ!」激しい炸裂音とともに、マズルから火薬の燃焼ガスが噴出し、空薬莢がキーンと背後で響く。あれ!?
続けざまにトリガーを絞ると「ダン、ダン、ダンッ」。
くぅー、このリコイルはもはや実銃といってよいほどの衝撃...。ってなぜ?。
Σ(゚д゚;) はっ!! あ、もしかして、こ、これは実銃のPx4ストーム!!。
しかもここはグアムの実弾射撃場、ワールドガンだったりして。
あまりにも東京マルイのベレッタPx4が欲しいので変な妄想してしまったのかも。
そういえば、今日は4月1日。そうか、そういうことかぁ。
いやぁ、皆さん期待させてごめんなさい。σ(^_^;)
東京マルイのPx4は、恐らく、まもなく、来月の静岡ホビーショーにて発表になると思うので、楽しみに待っていよう!!
※プレゼントでPx4の壁紙を用意しましたのでダウンロードください。
ベレッタ Px4 ストーム壁紙(1024×768pix)
2010/04/01
■関連レビュー
2009年4月1日のネタ
2008年4月1日のネタ
2007年4月1日のネタ
グアム究極のアクティビティ体験はこちら!! グアム実弾射撃ツアー2010
WA ガスガン ベレッタ M8045 クーガーF カーボンブラック
東京マルイ ガスガン タクティカルマスター