*****「算数のセンスを養う」---算数基礎講座の開催へ向けて
主催------国語専科教室 工藤順一
企画・出題・解説--------浅沼幸仁
ファシリテーター--------平沼純
国語専科教室が「算数の講座」を開くなんてと驚く方も多いのではないかと思いますが、それには、深い理由があります。これまでたくさんのご父兄から、算数の同じような塾を知らないかと問われ続けてきました。でも、正直なところ、そのような塾はあり得ないのではないかと漠然と考えてきました。
しかし、いま、私は自信をもってみなさんに、この教室と同じような考え方の算数講座をご紹介できます。その理由は、まことに適切な人材を得ることができたからです。この教室の方針に共鳴してくれた元日能研算数科長・教務部長(かつての同僚でした)浅沼幸仁氏です。
国語は「読み書き」が基礎体力です。そして、それを基本にした広範な読書と記述が国語のセンス=考える力を養います。算数で基本体力を言うなら、「計算力」でしょうか。しかし、計算機のある現代ではそれは違います。そして、計算力は漢字力と同じく自己訓練があるのみで、わざわざ塾なんかに通って身につけるようなものではありません。
難関中学の算数は、進学塾が得意とする定石=解き方の暗記とその適応力そしてスピードが勝負の世界です。ここまでは進学塾ですることでしょう。
ところが、同じ授業を受けたはずの生徒の間で倍率が発生し、合不合が決まってしまいます。つまり、ここから先は同じ偏差値の生徒の中で差をつけないと合格は難しい。そこでものを言うのは,算数のセンス=考える力です。これだけは、進学塾での養成は無理でしょう。
この講座は、定石の暗記・適応力やスピードをつける練習ではなく、算数のセンスを養うために設けられました。算数の難問はすぐに解こうとしてもどうにもなりません。まずは試行錯誤し、あれやこれやと手や足を動かしてみるのです。そのとき、算数の原理・原則つまり基本に立ちかえって考えることで、深く気づくことがあるのです。それが算数のセンスです。センスには、「感覚」という意味だけではなく、「方向」とか「判断力」とか「意味」という意味があります。そして、それは合不合を左右するだけではなく、それらこそ、実社会に出てからも役に立つ、養わなければならないものなのです。問題を与えられると、すぐ必死になって公式を当てはめ解こうとする受験マシンと化した多くの「頭の悪い受験生たち」にならないために、あるいは、それを卒業するためにです。
算数を公式と規則づくめの何かカチカチのものと思いこみ、苦手意識を持っている生徒さんにお勧めいたします。実際、社員や私も事前に授業を受けてみましたが、実は、自由で生き生きとした発想ができるかどうか(試行錯誤とはそのことです)が、とても大事な算数のセンスであることを思い知らされました。それがあるとき、必ず算数が好きになるはずです。
今年度は、4・5年生を対象に、ワークショップの形で別会場を使い、ひと月に一度、年間12回を予定しています。
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4月18日・日曜日-----午後、別会場にて、4年生対象15名まで
4月25日・日曜日-----午後、別会場にて、5年生対象15名まで
料金----5000円、当日、会場でお支払いください。
ワークショップ終了後に、詳しい「ねらいと解説」をお渡しいたします。なお、ご興味がありましたら、ご父兄は無料で参観できます。
申し込みその他について詳しくは数日以内にH・Pにて発表します。
主催------国語専科教室 工藤順一
企画・出題・解説--------浅沼幸仁
ファシリテーター--------平沼純
国語専科教室が「算数の講座」を開くなんてと驚く方も多いのではないかと思いますが、それには、深い理由があります。これまでたくさんのご父兄から、算数の同じような塾を知らないかと問われ続けてきました。でも、正直なところ、そのような塾はあり得ないのではないかと漠然と考えてきました。
しかし、いま、私は自信をもってみなさんに、この教室と同じような考え方の算数講座をご紹介できます。その理由は、まことに適切な人材を得ることができたからです。この教室の方針に共鳴してくれた元日能研算数科長・教務部長(かつての同僚でした)浅沼幸仁氏です。
国語は「読み書き」が基礎体力です。そして、それを基本にした広範な読書と記述が国語のセンス=考える力を養います。算数で基本体力を言うなら、「計算力」でしょうか。しかし、計算機のある現代ではそれは違います。そして、計算力は漢字力と同じく自己訓練があるのみで、わざわざ塾なんかに通って身につけるようなものではありません。
難関中学の算数は、進学塾が得意とする定石=解き方の暗記とその適応力そしてスピードが勝負の世界です。ここまでは進学塾ですることでしょう。
ところが、同じ授業を受けたはずの生徒の間で倍率が発生し、合不合が決まってしまいます。つまり、ここから先は同じ偏差値の生徒の中で差をつけないと合格は難しい。そこでものを言うのは,算数のセンス=考える力です。これだけは、進学塾での養成は無理でしょう。
この講座は、定石の暗記・適応力やスピードをつける練習ではなく、算数のセンスを養うために設けられました。算数の難問はすぐに解こうとしてもどうにもなりません。まずは試行錯誤し、あれやこれやと手や足を動かしてみるのです。そのとき、算数の原理・原則つまり基本に立ちかえって考えることで、深く気づくことがあるのです。それが算数のセンスです。センスには、「感覚」という意味だけではなく、「方向」とか「判断力」とか「意味」という意味があります。そして、それは合不合を左右するだけではなく、それらこそ、実社会に出てからも役に立つ、養わなければならないものなのです。問題を与えられると、すぐ必死になって公式を当てはめ解こうとする受験マシンと化した多くの「頭の悪い受験生たち」にならないために、あるいは、それを卒業するためにです。
算数を公式と規則づくめの何かカチカチのものと思いこみ、苦手意識を持っている生徒さんにお勧めいたします。実際、社員や私も事前に授業を受けてみましたが、実は、自由で生き生きとした発想ができるかどうか(試行錯誤とはそのことです)が、とても大事な算数のセンスであることを思い知らされました。それがあるとき、必ず算数が好きになるはずです。
今年度は、4・5年生を対象に、ワークショップの形で別会場を使い、ひと月に一度、年間12回を予定しています。
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4月18日・日曜日-----午後、別会場にて、4年生対象15名まで
4月25日・日曜日-----午後、別会場にて、5年生対象15名まで
料金----5000円、当日、会場でお支払いください。
ワークショップ終了後に、詳しい「ねらいと解説」をお渡しいたします。なお、ご興味がありましたら、ご父兄は無料で参観できます。
申し込みその他について詳しくは数日以内にH・Pにて発表します。