Google、検索の間接効果を測定する「AdWords Search Funnels」ベータ版開始
2010年3月23日、Googleはコンバージョンにつながったアドワーズ広告のクリックやインプレッションを分析して、キーワードの間接効果を測定可能にする「AdWords Search Funnels」(アドワーズ・サーチ ファンネル)の試験運用を開始した。
一般的に検索キーワードの価値は、直後にコンバージョンを生んだものに対して評価を行うが、サーチファンネルはそれに間接的に貢献(アシスト)したインプレッションやクリック、キーワードを含めむ、「コンバージョンにつながった一連の広告のクリックやインプレッション」(コンバージョンパス)を分析できるようにするレポートである。通常、消費者はコンバージョンに到達するために何度も検索を行い、情報収集や比較検討、評価、最終意志決定をしてコンバージョンに到達している。アドワーズ・サーチファンネルによって消費者の購買行動を明らかにして、広告やキーワードの価値を正しく判断し、キャンペーンの予算配分やクリエイティブを最適化するためのインサイトが得られるようになる。