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上の写
真は日記帳の中心近くのページです。白く抜けた天使の
じつはこの「おかしなカタチ( シルエット内のグレーの部分)」には銀粉が何%か含まれているのですが、インクをよく吸う筆記特性に優れたタイプの紙に刷ってあるため、見た目にはまったく銀には見えません。
これは、紙の中に銀粉(を含んだ天使像)を浸透させているということでもあり、「閉じられた本の中に再現される天使」にふさわしい印刷方法だといえます。そして、あなたが「日記帳」に書き込む文字のインクもまた、同じように紙のなかに浸透してゆくわけです。
■製本技術の限界に関するお詫びとお断り 信頼できる製本所さんにお願いして、細心の注意は払ってもらってありますが、紙を折り、それらを束ねて糸で綴るなどの作業の段階で、各ペ−ジの印刷面 にどうしてもズレが生じてしまうので、残念ながらこの「日記帳の天使」は完ぺきな立体像にはなっていないと思われます。(上製本特有の「丸背」 のためにできるカーブはもともと考慮してありません。これは使い込んでいくうちに平らに近くなっていくためです。) 見ることができないのでこれも推測ということになりますが、あくまでも(どこかに存在する本物の『天使の日記帳』の「模型(モデル)」だということでどうかご了承ください。 ※松岳社(株)青木製本所は『広辞苑』など辞典の製本も手掛けているためページ面
のズレを最小に抑えるノウハウをもっています。 |
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