中2男子生徒が自殺か 鹿児島・知覧中学校鹿児島県南九州市の市立知覧中2年の男子生徒(14)が自宅で亡くなっているのを、4日午後7時ごろ生徒の家族が見つけた。通報を受けた消防によると、車庫で首をつっていたという。南九州署が自殺とみて調べている。知覧中と同市教委が5日午後に記者会見する方針。 県教委は同日、市教委からの要請を受け、生徒の心のケアをするため中学校にスクールカウンセラーを緊急派遣することを決めた。 知覧中では1996年、3年生の男子生徒=当時(14)=がいじめを苦に首をつって自殺。両親が損害賠償を求めた訴訟で、鹿児島地裁は2002年にこの生徒が遺書で名指しした同級生の少年5人と知覧町(現南九州市)に計約4400万円の支払いを命じ、その後判決が確定した。 【共同通信】
|