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フィギュアトリノ選手権、キム・ヨナ選手は「悔しい銀」−韓国

3月28日12時16分配信 サーチナ

 27日トリノで行われたフィギュアスケート世界選手権で、2位でフリープログラムに臨んだ浅田真央選手は、一回のトリプルアクセルが回転不足をとられたが、安定した演技で197.58点を記録し、金メダルを獲得した。日本勢が男女ともに金メダルを獲得するのは、史上初の快挙である。

 一方、7位でスタートしたキム・ヨナ選手は、トリプルサルコーの転倒に続き、ダブルアクセルも回転不足となり、五輪の自己ベストには遠く及ばない130.49点をマーク、総合190.79点で銀メダルを獲得した。ショートの不振を乗り越えて勝ち取った銀メダルに、韓国メディアは「キム・ヨナ、フリーでプライドを守り銀メダル」「世界選手権、惜しい準優勝」「フリー1位のキム・ヨナ、女王のメンツを保った」など、1位通過となったフリーの結果とともにキム・ヨナ選手の健闘をたたえている。

 オリンピックで優勝した後、目標を作るのが難しくモチベーションが落ちたため、きちんとした練習は一週間ほどしかなかったと語っていたキム・ヨナ選手は、公式練習でもジャンプのミスが目立つなど、不安を抱えての臨戦だった。それだけに、ネット上では普段考えられないミスで2連覇を逃した結果を惜しむ声とともに、「よく頑張った」「価値のある2位」とねぎらう声も多い。

 一部では、ソチ五輪への挑戦を明言した浅田真央選手と今後の進路をまだ決めていないキム・ヨナ選手の心構えの違いがこのような結果につながったとの指摘もあり、今後はキム・ヨナ選手の進退に注目が集まる。(編集担当:金志秀)

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最終更新:3月29日15時32分

サーチナ

 

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