マイクロソフトはセキュリティ情報 MS09-028 を公開しました。セキュリティ情報の詳細を参照するには、次のいずれかのマイクロソフト Web サイトにアクセスしてください。
- ホーム ユーザー向け:
詳細をスキップ:ご自宅のコンピューターまたはラップトップに、Microsoft Update Web サイトから更新プログラムを今すぐダウンロードします。
- IT プロフェッショナル向け:
このセキュリティ更新プログラムに関するヘルプとサポートを受ける方法:
ホーム ユーザーの場合、無料サポートが提供されています。米国およびカナダのユーザーは電話で 1-866-PCSAFETY にお問い合わせください。セキュリティ更新プログラムのサポートに関する各地域の支社の問い合わせ先については、マイクロソフトの世界のサポート Web サイトを参照してください。
北米のお客様は、次のマイクロソフト Web サイトにアクセスして、無制限の無料電子メール サポートまたは無制限の個別チャット サポートを受けることもできます。
企業ユーザーの場合、セキュリティ更新プログラムに対するサポートは、通常のサポート窓口を通じて提供されます。
このセキュリティ更新プログラムに関する既知の問題
- このセキュリティ更新プログラムの適切でないバージョンを適用すると、コンピューターが保護されない
このセキュリティ更新プログラムの適切でないバージョンを手動でダウンロードして適用すると、コンピューターは保護されません。たとえば、次のような状況で問題が発生します。
- Windows 2000 または Windows XP を実行しているコンピューター上の受信トレイの DirectX コンポーネントを新しいバージョンの DirectX にアップグレードしました。たとえば、Windows 2000 の既定のバージョンである DirectX バージョン 7 を DirectX バージョン 8 または 9 にアップグレードしたとします。
- Microsoft ダウンロード センターから DirectX バージョン 7 の更新プログラムを手動でダウンロードし、影響を受けたコンピューターにインストールしました。
この状況では、更新プログラムのインストールは成功します。ただし、脆弱性の存在するバイナリは置き換えられません。そのため、コンピューターは脆弱性が存在する状態のままになります。
DirectX 診断ツールを実行して、実行中の DirectX のバージョンを調べ、このセキュリティ更新プログラムの適切なバージョンをダウンロードしているかどうかを検証することをお勧めします。
関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。 157730
(http://support.microsoft.com/kb/157730/
)
DirectX 診断ツールを使用して DirectX のバージョンを調べる方法
- Quartz.dll ファイルが署名されていないバイナリとして表示される
次のような状況で問題が発生します。
- Microsoft Windows 2000 Service Pack 4 を実行しており、DirectX 7 または DirectX 8 がインストールされているコンピューターに、この更新プログラムをインストールします。
- DirectX 8 または DirectX 9 にシステムをアップグレードします。
- この更新プログラムでシステムを再アップグレードしようとします。
この状況では、Quartz.dll ファイルは安全なバージョンに正常にアップグレードされます。ただし、このファイルは署名されていないバイナリとして表示されます。
この問題を回避するには、以下の手順を実行します。
- 前バージョンの DirectShow の更新プログラムをアンインストールします。
- 手動で次のカタログ ファイルを削除します。
%systemroot%\system32\catroot\{F750E6C3-38EE-11D1-85E5-00C04FC295EE}\KB971633.cat
- 新しいバージョンの DirectShow にアップグレードします。
- 新しいバージョンの DirectX に適したセキュリティ更新プログラムをインストールします。
セキュリティ更新プログラム (日本語版) のファイル属性は、
セキュリティ情報 MS09-028
(http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms09-028.mspx)
の「ファイル情報」セクションをご覧ください。
この資料は以下の製品について記述したものです。
- Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 2 を以下の環境でお使いの場合
- Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
- Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
- Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86)
- Microsoft Windows Server 2003, Web Edition
- Microsoft Windows Server 2003, Datacenter x64 Edition
- Microsoft Windows Server 2003, Enterprise x64 Edition
- Microsoft Windows Server 2003, Standard x64 Edition
- Microsoft Windows XP Professional x64 Edition
- Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition for Itanium-Based Systems
- Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems
- Microsoft Windows XP Service Pack 2 を以下の環境でお使いの場合
- Microsoft Windows XP Home Edition
- Microsoft Windows XP Professional
- Microsoft Windows XP Service Pack 3 を以下の環境でお使いの場合
- Microsoft Windows XP Home Edition
- Microsoft Windows XP Professional
- Microsoft Windows 2000 Service Pack 4 を以下の環境でお使いの場合
- Microsoft Windows 2000 Advanced Server
- Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
- Microsoft Windows 2000 Professional
- Microsoft Windows 2000 Server
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