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「イッキは拒否!」酒の強要防止の手ぬぐい配布
この時期、歓迎会などで大学生ら若者が酒を飲む機会が増える。命を奪う恐れのあるイッキ飲みや酒の強要も後を絶たない。
防止活動を行う民間団体が、身を守るためのグッズを無料で配布している。
配布を行うのは、イッキ飲み防止連絡協議会(東京)。急性アルコール中毒などで大学生の子どもを亡くした親らが1992年に結成した。飲酒の強要などの迷惑行為「アルコール・ハラスメント」(アルハラ)の防止キャンペーンを、毎春行っている。
今年は、「アルハラ
学生だけでなく、保護者や新社会人、居酒屋からの問い合わせも多い。同協議会の携帯電話サイトからメッセージの画像を無料で取り込み、待ち受け画面とすることもできる。
同協議会によると、昨年4月から今年3月までに全国の大学生4人が、急性アルコール中毒などで命を落とした。いずれも、強い酒を速いペースで大量に飲んだり、酔いつぶれた人を放置したり、といった共通点があったという。
同協議会は「現状を把握して解消に努めたい」と、ホームページや携帯サイトで「緊急全国学生アルハラWEBアンケート」も実施。大学生らに協力を呼びかけている。
手ぬぐいの申し込み、問い合わせはイッキ飲み防止連絡協議会事務局(03・3249・2551)へ。ホームページのアドレスはhttp://www.ask.or.jp/
(2010年3月31日 読売新聞)
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