 |
2010年3月30日(火) 19:30 |
|
 |
ハイパーレスキュー隊の発足式
岡山市は4月1日で政令市となって丸1年となります。 それを前に政令市に義務付けられているハイパーレスキュー隊の発足式が行なわれました。 大地震や事故などで救助活動を行います。
特別高度救助隊、通称ハイパーレスキューとは大規模な災害や事故に対応するための消防組織です。 政令市には設置が法律で義務付けられており、通常のレスキュー隊よりも高度な技術を持つ隊員で構成されます。 来月1日付で発足する岡山市のハイパーレスキューには、レスキュー経験3年以上でなおかつ大型や危険物取扱い・潜水などの免許を持つ24人が第一期の隊員として選ばれました。 30日公開されたハイパーレスキューの訓練では、地震で倒壊れた建物の下敷きになった人の救助や、がけ下に転落した自動車から運転手を助け出します。 高度な技術を持つ救助隊は、新潟県中越地震やJR福知山線の脱線事故をきっかけに全国の政令市で組織されました。 大規模な災害などが起きる度に器具や車両の改良が加えられており、使いこなす技術が隊員には求められています。 ハイパーレスキューは去年10月のインドネシア大地震などのような海外への救助派遣にも出動します。 災害や事故が年々多様化しています。 今回発足した岡山市のハイパーレスキューにも大きな期待がかかります。
|
|