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2010年3月30日(火) 19:30 |
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元高松市議の時効が成立
2005年3月高松市の特別養護老人ホームの建設をめぐり、当時の高松市議が贈賄の罪に問われ失踪した事件は元市議の行方がわからないまま、30日午前0時に時効が成立しました。
時効が成立したのは、元高松市議の宮本和人被告です。 宮本被告は、2002年特別養護老人ホームの建設計画をめぐり、元理事長と共謀して老人ホームが国の補助金の交付施設に選ばれるよう市の幹部に現金200万円の賄賂を申し込んだとされていて、事件発覚直後の2005年6月に失踪しました。 高松地検は刑事訴訟法上、起訴によって時効が2か月とまる規定を利用して、これまで贈賄罪で24回起訴を繰り返し時効の成立を先延ばしにしてきました。 しかし、規定によりこれ以上の起訴は出来なくなっており、結局、宮本被告の行方がわからないまま30日午前0時に時効をむかえました。
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