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2010年3月30日(火) 19:30 |
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岡山県、国の補助金不正流用
岡山県は事務用品などを買うために受け取っていた国の補助金のうち、およそ700万円で不適正な経理処理があったことを明らかにしました。
石井知事が会見で明らかにした不正な事務費の総額は707万円でした。 2004年から4年間で、総務省など11の府や省庁から支給された補助金のうちの事務費や旅費です。 例えば2004年参議院選挙の執行経費です。 新聞折込などの選挙公報のための費用なのですが、実施するために必要となる備品を買う費用も補助されます。 これが事務費用です。 今回の事例ではテープを購入するはずがスタンプを購入し、問題となりました。 不正と指摘されたもう一つの項目が旅費です。 保健福祉部の職員が、厚生労働省の水道関連の補助金を使い、水道とは直接関係しない会議に出席していました。 しかし、県は出席した会議も水道補助事業の関連だと認識していました。 岡山県は省庁から返還を求められれば返還に応じる方針です。 今回の不正使用の中には、ポリ袋を買うとして菓子を買うなど、問題のある事例も含まれています。 しかし、国と県がもっと意思疎通を図ることで解決できる事案も多くあるように思います。
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