JR不採用の年度内解決難しい 辻元副大臣国労組合員らのJR不採用問題で、辻元清美国土交通副大臣は30日の記者会見で、今月18日に与党3党と公明党が提示した和解案について「20年以上もかかってきた問題。1、2週間で結論が出る話ではない」と話し、国労側が求めていた年度内の全面解決は難しいとの見方を示した。 辻元副大臣は「現在、最終的な調整中」とした上で「丁寧に進めないといけない難しさはあるが、できるだけ早くこの問題を解決したい」と述べ、意欲を見せた。 与党3党と公明党は18日、解決金約230億円の支払いや約200人のJR各社への雇用要請を柱とする和解案を前原誠司国交相に提示。前原国交相は「現実的な額」と評価し、最終判断に向けて担当政務官らに検討を命じていた。 【共同通信】
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