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前衆院議員の片山さつき氏(50)が30日、今夏の参院選比例代表で自民党から出馬する意向を表明した。都内で新刊の自著「日本経済を衰退から救う 真実の議論」(かんき出版)の出版記念パーティーを開催。自民党幹部が出席した席上で「許されるなら皆さんのご協力をもう一回仰いでもう一回政治の道を目指していきたい」とあいさつ。大島理森幹事長(63)も「公認の準備はほぼ整った」と再起戦へゴーサインを出した。
片山氏はジャンヌ・ダルクの心境で、参院選の出馬を決意した。日本の再生に向けて「自立とセーフティーネットのバランスをとる社会づくり」を提言した本の出版記念パーティーの席上で「50年の社会人生をかけて提示させて頂いた本の内容に、責任を取る形で(参院選出馬を)お受けすることに近々なると思う。そういう覚悟でおります」と表明。決意の裏には、目を覆うような自民党の体たらくがあった。
昨夏の衆院選では無所属候補、民主候補に及ばず3位と完敗。比例東海ブロックでも下位に終わり、復活当選もできぬ屈辱を味わわされた。それでも、参院選で巻き返しを狙う自民党からは、すぐに“小泉チルドレンの筆頭格”に声がかかった。
片山氏は「去年の12月に出ないか、と声をかけられた時には骨折り損かな、という気持ちもあった。それでも地元(静岡県浜松市)で、いろんな方のお話を聞く中で、いけるかなと言う気持ちになって来ました」と話し、「条件としては自民党にもう少しシャッキリしてほしい」と臆さずに支持率低下の一途をたどる党への苦言も忘れなかった。
党首脳はわらにもすがる思いだ。この日は大島幹事長、石破茂政調会長(53)、元内閣官房長官の細田博之衆院議員(65)ら自民党首脳も出席し、片山氏への期待の高さをうかがわせた。大島幹事長は「公認で比例から出す準備はほとんど整った。オールジャパンで活躍する政治家。馬力と頭脳は大したもの。もう少し勉強してほしい点は、人の心をちゃんと研究すること」とエールを送った。
民主党の政治とカネの問題を追及しきれない自民党に業を煮やす片山氏は4月上旬にも正式に出馬表明をする見通し。来週くらいから(政策の)論争に加わりたいと思っています」と意気込んだ。
(2010年3月31日06時02分 スポーツ報知)
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