フィギュア:キム・ヨナ、総決算インタビュー(中)

「思い切り食べたい。太っても騒がないで」

-ショートプログラム(SP)では7位だった。

 「SPが終わってすぐ、“出なければよかった”と思った。けれど、1日たったら復活した。点差は少なくはなかったけど、追い付けると思った」

-大会前に「楽な気持ちで楽しみたい」と何度も語っていたが。

 「全く駄目だった。世界選手権という大会で、ほかの選手との戦いを気軽にやるというのは無理だった。また、SPで成績が振るわず状況がさらにひどくなった。戦いの場でのプレッシャーに打ち勝つには、自分自身が準備を完ぺきにやるしかないと思う」

-2009-10年シーズンが終わり、進退に関心が集まっているが。

 「選手を続けるのか、やめるのか、道は二つある。選手という道を選ぶとすれば、今の実力を維持できるという思いがあるから。もしやめるとすれば、とにかくちょっと疲れたので…。試合に出るときのストレスがとても大きいため、そういう選択をすると思う。選手をやめたら、公演(アイスショー)をして、できれば学生生活も送るんじゃないかな」

-少し休養して現役に戻るという可能性は?

 「そこまでは考えなかった。そういう瞬間が来たら、その時の気持ちで決めること」

-これまでスケートをしてきて、失ったものと得たものは?

 「失ったものは学校生活。友達付き合いもあまりできなかったし。けれど、自分が最も得意なことで、この若さで最高の座に上り詰めたことは、大きな成果だと思う」

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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