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左右取り違え腎臓摘出、医師2人「忙しくてうっかり」

 栃木県の小山市民病院は30日、県内の60代の患者に腎臓がんの手術をした際、左右を取り違え、正常な腎臓を摘出するミスがあったと明らかにした。河原崎秀雄院長によると、患者の右の腎臓にがんが見つかり、2月10日に手術を実施。執刀した泌尿器科長(48)が、手術個所に印を付ける皮膚マーキングを忘れ、さらに別の泌尿器科の医師(40)もコンピューター断層撮影(CT)写真を裏表間違えて掲示したため、左の腎臓を摘出した。摘出した左側に病変がないことに気付き、約3時間半後に戻したが機能せず、転院先の病院で3月18日に再度摘出。右側は摘出できなくなったため、抗がん剤などで対応するとしている。容体は安定しているという。小山市民病院によると、2人の医師は「忙しくてうっかりした」と説明。病院は自宅謹慎処分とした。

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