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韓流スター好き主婦 韓国で不明3カ月経過

 年末年始に韓国を1人で旅行していた神奈川県の主婦、棚橋えり子さん(58)が現地で行方不明となっていることが30日、分かった。棚橋さんは韓流スターの大ファンで、ドラマのロケ地として有名な東部の江原道江陵市で足取りが途絶えた。3カ月近く連絡が取れず、事件に巻き込まれた可能性もあるとみて、韓国の警察当局が行方を捜している。

 棚橋さんの家族によると、棚橋さんは昨年12月28日にソウルに到着。今年1月4日に帰国する予定だった。家族には詳しい日程を伝えておらず、友人に携帯電話から送ったメールで1月1日に東部の江原道江陵市にいたことが分かったが、それ以降の行動は不明。

 友人が同5日に棚橋さんの携帯電話にかけたところ、「アキヤマ」と名乗る男性が出た。電話はすぐに切られ、つながらなくなったという。

 テレビ朝日によると、12月28日から宿泊していたソウル市内のホテルの部屋は整理されており、貴重品は残されていなかった。部屋には服や韓国語の勉強ノートが数冊あり、そこに書かれていた内容のほとんどは、韓国人俳優リュ・シウォン(37)に関することだったという。

 棚橋さんは1月1日朝、ホテルの従業員に人気ドラマ「冬のソナタ」のロケ地がある春川市への行き方を聞いてから出掛けた。実際に訪れたかどうかは不明だが、同日中にソウルから北東に約150キロ離れた江陵市を訪れている。同市も冬ソナのロケ地であるほか、リュとチェ・ジウ(34)が共演したドラマ「真実」のロケで使われた「赤い灯台」がある。

 棚橋さんは、この灯台からは10数キロ離れた食堂に入り、同日午後7時ごろに友人に電話。同9時すぎに別の友人にメールをして以来、足取りが途絶えている。食堂は観光名所ではない地区にある。

 韓国の警察当局は何らかのトラブルに巻き込まれた可能性もあるとみて捜索している。

 日本では家族らが安否を気遣っている。棚橋さんの三女(27)は同局の取材に「みんな心配しているので本当に帰ってきてほしい。生きているかもしれないし、死んでいるかもしれない。全部分からないままで日にちが過ぎていくので、そこをハッキリさせたい」と話した。

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