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From Frankfurt.. 2010.03.31
アメリカに始まり、私のAround the worldの旅も残すところフライトあと1つになりました!
今回の旅の始まりは、バンクーバーの後には、日本でショーがあったので1度戻ったものの、そこからすぐにアメリカはシカゴ→ハートフォード→Foxwoodsというカジノでのショー(正確には試合だったのだけど...笑)で約10日間コネチカットに滞在し、それからフライトチケットの関係でハートフォード→ニューヨークは
1日滞在を経て、ニューヨーク→フランクフルト→トリノという日本から東回り航路でグルっとようやく
今日、日本への帰路に入りました!
久しぶりにグルリ旅もなかなか面白かったです(^_^;)

やっぱりアメリカとヨーロッパでは、街も人も食べ物も水も 歴史も文化も環境も空気もぜんぜん違う!
それでもって日本はもっとぜんぜん違うんだな〜〜〜っと久しぶりにそんな当たり前のこともあらためて
実感しつつ、老後はどこに住みたいだろう...
な〜んてことも考えてみちゃったり。。。(^o^;;)
まだまだ行ったことがない国もいっぱいあるので、今後また新たな ディスカバリーに期待しましょう。

一番新しい直近の出来事では、やっぱりこれでしょう!
トリノで日本人2人が世界チャンピオンになったこと!!!!!
大ちゃんはショート&フリー総合で完全優勝を果たし、日本人男子として初の快挙を成し遂げ、
真央ちゃんは世界チャンピオン自身2度目は日本人としてこれまた初の快挙で、まだ10代の彼女としては、まだまだこれからもその自身の記録を塗り替えていくだろう大きな可能性を秘めた発展途上の中での記録
でしょうからスゴイす!!

初めて真央ちゃんと会ったのは彼女がまだ小学校2年生くらいの時で、仙台の合宿に来ていた彼女はすでに
キレイなダブルアクセルを完璧に跳び、トリプルジャンプも何種類かクリーンで跳べるのはもう時間の問題というくらいのところまできていたものですから、よっぽど小さい頃に始めたのかな?! と思って彼女に
「いつからスケートやってるの(^^)?」と聞いてみたら「5歳から〜!」と、なんと始めて2年くらいって
ことでしたので、それはさすがにビックリでした((^o^)!!

小さい年齢でトリプルジャンプをマスターする選手は意外といっぱいいるのですが、
彼女のようにスケーティングも安定していて無理な負荷を感じないナチュラルなスケートをする「滑る」
という基本動作を含めて、その年齢ですでに将来にまで大きな素質を感じる選手というのはなかなか稀でした。

私が一緒に滑っていた選手の中で他に直感で「この子は!」と感じたのは他に、美姫でしたが、彼女もまたジャンプはもちろん目立っていましたが、教えられたことへの応用力、観察力、そして陸上で遊んでいるのを
みていても動きから身体能力の高さは群を抜いていたように感じます。
あとは、それぞれの選手の努力が才能を助けることで実を結び到達した結果なのでしょう。

それにしても今回の大ちゃんのフリー「道」は、イタリア映画のテーマ曲。数奇な運命でイタリアに辿り着いたのではないでしょか。
彼がこの曲とプログラムに出会ったのは2008年。
もしも、あの大きな怪我が無かったならば...
2008−2009のフリーとしてLAの世界選手権で披露されていたわけで、
このプログラムが今シーズンオリンピックで感動を、はたまたイタリア・トリノの地で世界一の「道」へとして滑られていたかはわかりませんよね。

まったく「運命」とは不思議なものです(^*_^*)
フィギュアスケートにもたらされるストーリーというのは必ずしも「同じ」は存在せず、
それは時として深い因果関係をもたらします。
今後、このフィギュアスケートの歴史にどんな衝撃のストーリーが誕生するのか、
その瞬間が楽しみですね☆★☆★☆
From SHIZUKA


犬の気持ち... 2010.03.25
なぜこんなタイトルかというと...
「HACHI」を観て。
ニューヨークからフランクフルトへの飛行機でついに観てしまった。。。
これまで「ハチ公」のストーリーをよ〜く知っているだけに、「HACHI」としてリメイクされ日本で公開になった時にも、この映画を観る勇気がなかなかでなかったものです。
観たらぜったいに究極の切なさに憔悴するだろうと...
そして、案の定。。。
犬って本当に「感じる」動物だとつくづく思います。
2006年、ティラミスが私のところに来て間もない頃、私がアイスショーのツアーで約2ヶ月間アメリカに出ることになった時にも...
ツアーに出かけてしばらくの間、幼かったテイラミスを気遣って母が面倒をみに来てくれていたわけなのですが...
それまで、ティラミスがうちに来てからというもの、私の仕事がどんなに遅くなろうと、帰って来ることがわかっていたようで、母がいても夜になると、玄関のマットのところに行ってくるんと丸くなって帰ってこない飼い主の帰りをいつまででも待っていたそうで。
初めはしょうがないと母も様子をみていてくれていたようなのですが、夜中になってもそこでじーーーっと待つティラミスがかわいそうになって、「帰ってこないよ..」と毎晩リビングに抱いて諭したという話を母から聞いては、毎回後ろ髪を引かれる思いで長期の旅には出かけてくる私なのでした..(>_<;)
大きなトランクを出して来たら、またしばらく帰って来ないとわかるらしく、トランクの中に入って準備をボイコットしたり、自分のおもちゃをポイっとトランクに入れてみたり、いつもは大人しく入っているお気に入りのバギーの中でも落ち着かずにバタバタしたり鳴いたり、何かと状況を察知するんですよね!
そんなこともあり、犬って飼い主と決めた相手に対しては本当に従順な動物なんだと身近で感じているだけに、この映画は切なさMaxになるだろうと観たい気持ちを封印していたわけなのですが...(^^;)
はい、案の定、飛行機で一人憔悴しきりました(*o*;) トホホ... 疲れたぁぁぁ...


ところで私、先週はコネチカットのカジノでステファンとチームを組んで滑る「試合」がありまして、2人のスケーターで作るプログラムの世界観、スケーティングの魅力、エンターテイメント性を競うというこの新しいスタイルのスケートに夢中になっておりました☆
シングルのスケーター同士でチームを組んだのは私たち1組だけで、他のチームはカップル競技のスケーターがパートナーを変えての新鮮な組み合わせで5組が参加。
どのチームもだいたい3日間くらいの練習期間で2つのプログラムを作って滑るというもの。
長年、一人で滑っていた私たちにはとっても刺激的なスタイルな上に、Hip Hopという斬新なナンバーに最初はお互い戸惑いはあったものの、時間がない+やるしかない境遇になると何とかなるもんですね人間。 (^o^;) 笑
しかも、ステファンとはこれまでお互いもスケートも知っていたけれど、短期間ではあったけれどこれほどパートナーとして認識を持ってスケートをするという、そんなコミュニケーションのやりとりは何だか新鮮で、とにかく楽しかったですね〜〜〜f(^_^) That's Entertainment!!
そして、彼のスケートに対するPassionとチャレンジ精神、アーティストで勝負師な面々を間近で感じ、本当に素晴らしいスケーターだしプロフェッショナルなんだなぁ!とあらためて思ったのでした!! それでいてお茶目なキャラクターですからね〜〜〜最高デスっ(=^▽^=)
そんな私たちの新しいナンバー、せっかくあれだけしっかり作った傑作なので、またどこかで滑れる機会があるとといいね〜っなんて話していたのですが、本当そう思います♪
(c)shizuka-arakawa.com
新Team 2Sをヨロシク!!(^^)b
Photo by shizuka arakawa

From SHIZUKA


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