春川市が日本部品産業団地を誘致、東芝や三菱入居
同事業は、ことしから2012年にかけ7000億ウォン(約570億円)余りを投じ、東山面鳳鳴里一帯66万平方メートルの用地に小型原子炉研究団地や生産基地、自動車などに用いる先端部品を生産する産業団地を造成するというもの。日本代行会社は、地震被害がない場所を探していたところ、鉄鋼などの技術力に優れ、地形的にも適した春川を投資先に最終決定したという。
春川市によると、産業団地には電力中央研究所、東芝、三菱重工業、パナソニックなど、日本の主要企業と研究機関が入居する予定だ。また、投資意向書には現代重工業など国内の大企業・研究所の参加も含まれているという。
市は直ちに土地購入が行われるよう、施工会社が履行保証金として50億ウォンを預けるようにした。
李光濬(イ・グァンジュン)市長は、小型原子炉製作会社がすでに多量の注文を受けており、早期に納品しなければならないため、早急に事業を進めたと説明。今回の事業は2万1000人の新規雇用が創出される大規模投資誘致事業だと評価した。
同事業は10月に土木工事を始め、2012年10月の完工を目指す。
協約式のようす=29日、春川(聯合ニュース) |