2010年3月30日 18時58分更新
イタリアで行われたフィギュアスケートの世界選手権で日本の男子として初めて優勝した高橋大輔選手が30日帰国して東京都内のホテルで会見を行い、「日本男子初の金メダルをとても誇りに思っています」と喜びを語りました。
倉敷市出身の高橋大輔選手は、今月23日からイタリアのトリノで行われた世界選手権の男子シングルで優勝し、日本の男子として初めて世界の頂点にたちました。
30日朝、成田空港に到着した高橋選手は出迎えた一般の客に笑顔で握手に応じるなど終始晴れやかな表情を見せました。
そして30日午後5時から、東京都内のホテルで女子で優勝した浅田真央選手とともに記者会見しました。
首から金メダルを下げて現れた高橋選手は今回のメダルについて、「金メダルがとれたことをとてもうれしく、そしてとても誇りに思っています」と喜びを語りました。また、世界で誰も跳んだことのない4回転フリップに挑戦したことについて、「ギリギリまで練習ができず回避しようとも思いましたが、来シーズンに向けて挑戦しました。来シーズンにつながると思います」と述べ、引き続き挑戦していく考えを示しました。
そして、「今回のメダルでこれからのシーズンが今まで以上に大変になると思うが、その中で勝ち続けることが自分の力になると思う」と述べ来シーズンへの意欲を示していました。