岡山放送局

2010年3月30日 18時58分更新

小学生が路面電車の運転体験


春休みの小学生たちが路面電車の運転を体験する催しが、30日から岡山市中区で始まりました。

この運転体験は岡山市で路面電車を運行している「岡山電気軌道」が、小学生に電車に親しんでもらおうと、岡山市中区の車庫で毎年行っているもので、30日は事前に申し込んだ11人の小学生が運転に挑戦しました。
はじめに運転士の資格を持った社員が、子どもたちといっしょに電車に乗り込んで、電車が動く仕組みや運転の方法を説明しました。このあと子どもたちは、社員に付き添われながらやや緊張した面持ちで運転席に座り、スピードを調整するレバーを操作して電車の運転を体験していました。
小学生たちは、車庫の敷き地内のおよそ50メートルの線路を2往復運転し、はじめはややぎこちなく動いていた電車を、最後にはスムーズに止めていました。
参加した子どものひとりは「電車が大好きで参加しました。
運転は難しかったけど、ブレーキをかけて止まるのが面白かったです」と笑顔で話していました。
この催しは、来月2日まで毎日開かれます。