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WWE殿堂入り猪木「南極プロレス」表明

2010年03月30日
スポーツ

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WWE殿堂入り式典で4200人が「1,2,3,ダーッ!」
現地時間3月27日(日本時間28日)の午後5時44分、WWEの歴史に新たな1ページが刻み込まれた。米国アリゾナ州フェニックスのダッジ・シアターで行われたWWE殿堂入り式典は超満員札止めの観衆で埋め尽くされた。3基のスクリーンにIGF総帥・アントニオ猪木の姿が大映しにされる中、インダクターの不沈艦ことスタン・ハンセン氏が猪木の略歴を紹介する。NWFヘビー級王座をめぐって死闘を繰り広げたライバルが「猪木は高くそびえる一本の木だ。人になびかないで自分自身の世界をつくり上げた」と熱く語ると、4200人超満員札止めの観衆から大きな拍手がわき起こった。「炎のファイター」が鳴り響き、猪木が美女2人を伴って姿を現す。

 注目の第一声は、お決まりのフレーズではなかった。まず英語のあいさつで笑いを取ると、日本語で「元気ですかー!」と絶叫。モハメド・アリ戦や北朝鮮での平和の祭典など、デビュー50周年にまつわる思い出話を披露した。

ファンに感動と夢を送るのが私のテーマ

 さらに「意表を突く。人をびっくりさせる。そしてファンに感動と夢を送るのが私のテーマです」と切り出した猪木は、なんとWWEに南極大会の共同開催を持ちかける。「WWEの皆さん、南極で試合を組みましょう。イベントをしましょう。観客の皆さんは、ペンギンのぬいぐるみを着て来てください」。場内はどよめきとともに大爆笑に包まれた。

 最後は通訳のサイモン氏を介し、WWEファンに“締め方”を説明。「ワン、ツー、スリー、ダーッ!!」。猪木が勢いよく右腕を突き上げると、会場全体が呼応する感動のフィナーレとなった。
 
スタンディングオベーションで見送られた猪木は「しゃべりたいことはほかにもあったけど、だいたいハンセンが代弁してくれたので助かりましたよ。最後は皆さん、よく唱和してくれたね」と盟友に深謝しつつ、WWEを猪木ワールドに染めた満足感ものぞかせていた。

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