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眞鍋かをり 脱税疑惑で騒動泥沼化

 所属事務所「アヴィラ」への契約解除を確認する訴訟を東京地裁に起こしているタレント・眞鍋かをり(28)に対して、同事務所が29日、眞鍋自身の脱税を指摘する“告発ファクス”をマスコミ各社に送信した。

 同事務所は、眞鍋は07年ごろから給与の半分を母親が代表取締役を務める「マナベ電子工業」に支払われる形にし、所得が実際よりも低いと見せかけ所得税などを免れていたと主張。アヴィラ側は「実態は脱税行為」と認識していたが、眞鍋本人の意向でもあり「多少の不利益は覚悟の上でカバー」したとしている。

 一方、これを受けた眞鍋側は代理人弁護士が反論ファクスを同様に送信。「業務管理を行うなど役務の提供の事実がある」としながらも誤解を招く点があると専門家から指摘を受けたとして、すでに自己の所得として自主的に修正申告を済ませたことを明かしている。

 さらに眞鍋側は「国税当局から事情聴取や指摘を受けたことの事実は全くありません」とし、眞鍋の自宅に調査が入ったことに対してアヴィラが主張する「立ち入り調査は眞鍋本人に関する脱税容疑事案」と真っ向対立する形となっている。

 眞鍋側は事実関係については係争中の裁判において明らかにするとしているが、所属事務所社長の脱税に端を発した独立騒動は泥沼化の様相を呈してきた。






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