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【芸能・社会】

三浦貴大お茶の間デビュー!! 友和・百恵さん夫妻の次男

2010年3月30日 紙面から

会見で、共演のケイン・コスギ(右)とともにアピールする三浦=東京・内幸町で(石井裕之撮影)

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 「ファイト・一発!」で知られる大正製薬「リポビタンD」新CM発表会が29日、東京・内幸町の帝国ホテルで開かれ、4月1日から放送の新CMに、三浦友和(58)、山口百恵さん(51)夫妻の次男で、新人俳優の三浦貴大(たかひろ=24)の起用が発表された。1962年のリポビタンDのCMスタート以来、16代目で、2人のタレントコンビによる「ファイト・一発!」シリーズでは12代目の出演タレントとなる。

 貴大は映画「RAILWAYS−レイルウェイズ−」(5月29日公開)などの出演が決まっているが、一足先に、今回がお茶の間デビューとなった。CMでは、おなじみケイン・コスギ(35)の新パートナーを務める。

 タイで撮影したというCMは岩山で30メートルの高さに設けた桟道が崩れ落ちる“桟道篇”と、激しい滝の斜面を登る“フォールクライミング篇”。

 貴大はケインと互いに助け合いながら、過酷な状況を乗り越える姿を力強く表現した。身長178センチの貴大は、学生時代にライフセービングで鍛えたスポーツマンだが、2カ月間のウエートトレーニングで撮影に備えたという。

 この日、大々的な記者会見に初めて臨んだ貴大は「緊張します」としながらも、「CMを見た人が元気になってもらえればいいなと思う」と笑顔でアピール。“桟道篇”では、10階建てビルの高さに相当する撮影を、「高い所は大嫌い。気を失いそうな感じだった」と振り返った。

 そんな貴大について、ケインは「僕のデビューのときは20メートルぐらいの高さだったからかわいそうだったが、新人とは思えないくらい、楽勝でやってた。一緒にやって楽しかった」と絶賛。貴大は「ハイ、かわいそうでした」と笑わせた。

 友和・百恵さんの両親からはCM出演を「頑張って」と励まされたが、貴大は「撮影内容は詳しく伝えなかった」とし、「言ったとしても、意外と心配しないかもしれない」と笑った。「伊豆の踊り子」など両親の共演した映画は、まったく見ていないとか。

 一方、「目指す俳優は?」と聞かれ「父も目指す俳優のひとり。尊敬しています」と答えた。

 また、顔立ちについて「両親に似ているとはあまり言われたことはないし、自分でも似ていると思ったことはない」と話した。

<三浦貴大(みうら・たかひろ)> 1985年11月10日生まれ、東京都出身。順天堂大学時代はライフセービング部で活躍。5月公開の「RAILWAYS−レイルウェイズ−」で俳優デビュー後は、6月公開の「FLOWERS」、12月公開予定で木村拓哉主演の「SPACE BATTLESHIP ヤマト」に映画出演する。兄で長男の三浦祐太朗(25)はロックバンド「Peaky SALT」のボーカル&ギター担当「ユウ」として活躍中。

 

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