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「脱ゆとり」ページ3割増 小学教科書検定
来年春から使われる小学生の教科書の検定が終わり、30日に内容が公表された。脱「ゆとり教育」を目指し、理科・算数とも教科書の厚みが3割増しになる。
来年春から使われる小学校の教科書には、算数の「台形の面積」、理科の「骨と筋肉」、社会の「47都道府県の名前と位置」といった内容が必ず教える内容として載せられている。これは学力低下を招いたとされるゆとり教育を見直し、国の学習指導要領で各学年で教える内容が増やされたことを受けたもの。
教える内容が増えただけでなく、「一年間に学ぶ内容の道筋」や「ノートの取り方」なども教科書に盛り込まれ、ページ数の平均は算数(1~6年)が33.2%増、理科(3~6年)が36.7%増となる。
また、国語では「因幡の白兎(しろうさぎ)」や「ヤマタノオロチ」といった神話や伝承が復活した。
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