最近1週間の府民の声:平成22年3月20日(土)から3月26日(金)まで


最近1週間に府民の皆さまから寄せられた声

府政に対する意見の件数【速報 3月20日(土)〜3月26日(金)】 513件

1週間の府民の声の件数、3月20日42件、3月21日53件、3月22日60件、3月24日117件、3月25日104件、3月26日17時現在51件

主な意見

【朝鮮学校の授業料無償化対象除外案について】  156件

○ 在日朝鮮人の子どもに母国語などを教えてくれる学校は朝鮮学校や民族学校だけです。自分の国の言葉で教育をうける権利は保障されなければなりません。高校無償化で朝鮮学校を除外するのは人権差別です。人権都市・人権の街とかかげている大阪ですが、根底はどうでしょうか?4月から補助金の保留ではなく、執行をお願いします。

○ 私は在日朝鮮人だ。日本に在住している朝鮮学校の生徒たちは、日本の植民地政策から100年の歴史があり、やむを得ず日本にわたって生活し、帰れなくなったのが始まり。現在大阪には2世から4世の子どもたちが在住しており、日本での生活をしていくために、帰化したり、そのまま朝鮮人として暮らしている方もいる。唯一残っている自分の国、祖国を残したいがため学校に通っている。過去は終わった。いまわざわざの対立は求めていない。在日朝鮮人は日本人と仲良くしたいだけ。

○ 朝鮮学校を差別する姿勢は、了見が狭すぎる。拉致、核は権力者の暴挙であり子供らには何の落ち度もないし関係のない話である。木をみて森を見ずのごとく、拉致や体制にとらわれず、朝鮮学校の子供らがいずれ日本の国益にかなう労働の担い手となっていくであろうことを考えれば、日本の子供たちと差別するのは先進国として恥ずべきこと。

○ 朝鮮人学校高校無償化絶対反対です。なぜ日本にミサイルを向けている国の学校を援助しなくてはならないのか、理解に苦しみます。

○ 拉致問題と北朝鮮学校を切り離しては考えられないというのは、的を射ていると思う。

○ 税金を支払っているのは行政サービスに対する対価です。金正日委員長の写真を飾ってあって日本の上空を通過する弾道ミサイルを撃つような国の学校に、我々の血税を投入するのは全く納得できません。これは人権とかそういう事を言う以前の問題だと思います。

○ 「拉致被害者を帰してから話しましょう」という毅然とした態度には大賛成です。

○ ニュースによると、北朝鮮本国から、民族教育強化のために無償化獲得の行動を起こせと指示が出ていたとのこと。無償化には絶対反対します。 

○ 拉致された日本国民の家族の気持ちを察するのが日本人の心です。肖像画に関しても、朝鮮学校の関係者は、”北は儒教の国で一世の方針を変えるのは難しい”旨、知事に理解を求めていたようですが、余りに身勝手です。北が拉致被害者を返さないのは間違いです。心ない国に対しては毅然とした態度を続けるべきと思います。知事の主張を応援します。

【東京都の青少年健全育成条例改正案に関連して】 128

○ 人は本来自由です。特に、言動に現れる前の精神や思考においては、たとえ不愉快なものでも絶対的に自由であるべきですし、表現の自由は、たとえ低俗でくだらないことでもそれが他者の権利を害さない限り公権力が規制してはいけません。児童ポルノ問題の解決に必要なのは児童買春の禁止と未成年者を被写体とした児童ポルノ画像の流通の取り締まり、そして被害にあった児童のケアのはずです。これから大阪府において行われるという実態調査においては、創作物規制推進派の方々だけでなく、創作物規制反対派・慎重派の方も平等に関わる形にすること、そしてその際、議事録を公開するばかりでなく、一般人も実態調査に意見したり問い合わせたりできる仕組みにすることです。

○ 規制する対象の定義が曖昧で、取り締まる側の主観によって判断が出来てしまうため、その危険性が危惧されます。表現の自由を奪い、業界が萎縮してしまう可能性があります。特に今回の規制の中心にある、アニメや漫画などのサブカルチャーは、今では日本が世界に誇るコンテンツ産業ですが、これに規制をかけるのは、このような文化を潰しかねません。なにより築きあげられた市場が縮小し、経済的被害も大きくなると思います。パブリックコメントを取り、その結果をきちんと公開し、透明性も求めます。

○ 暴力や過激な性描写を含む創作物によって社会に実害が生じているか、検証することは府民の利益に適っており、大変好ましいと思います。しかし、安易な規制には反対です。成年向けの漫画やゲーム等は、そうしたものに興味がない人の目に触れることがないよう売り場を隔離して販売されています。創作物規制は取締りの基準が曖昧になりがちで、恣意的に取り締まることができる点も問題です。そもそも、たかが漫画やゲームの暴力や性の描写に敏感にならざるを得ないという事態こそが、子供達に受けさせるべき教育を怠ってきていることの表れなのではないでしょうか。退廃的かつ不快な表現であっても、一部の人間の主観で規制というかたちで取り締まることには断固反対します。

○ この案が通ることによって多くのゲーム、アニメ、漫画が消えてしまうのではないかと心配です。大阪の恵比寿あたりはそういったジャンルでとても盛り上がっていますし、大きな同人誌即売会がありますので影響は多大だと思います。規制のない柔軟で自由な表現と同人誌即売会など絵師の交流などによって今までの日本の世界に誇る漫画、アニメーションの世界が確立できたと思います。児童ポルノは確かに規制すべきことだと思いますが、それを創作物、空想の世界にまで規制をかけるのはどうだろうかと疑問に思います。去年、ルーブル美術館の作品を見に行った時、羽根の生えた裸の幼い子供が描かれた作品がありました。その壮大で迫力のある作品を見てとても感動しました。一概にこれは悪影響を与えるものがあるからダメ。と決めつけられるものではないと思います。

○ 東京都の青少年健全育成条例改正案は、国政では慎重に議論を進めることになっている児童ポルノの単純所持規制や、子供のインターネット利用に対するフィルタリングなどにも言及されており、さらに募集したパブリックコメントの内容が反映されていない、提出から審議までの期間が非常に短い等、国政や国民の声を蔑ろにする姿勢が問題視され、多くの業界団体などが反対を表明し、継続審議となりました。大阪府でも創作物規制に関する調査を行うのであれば、慎重に、科学的なデータや国民の意見をきちんと反映した判断をしていただきたいです。

○ 行き過ぎた性描写ばかり取り上げがちですが、これまで地上波のアニメで、問題なく放送されてきたバトルシーンも「暴力描写」とみなされてしまう危険性が高いのです。ラブシーンはキスすらNGになるかもしれないと聞きました。だから、著名な漫画家先生のみならず、業界が一丸となって反対しているのです。日本は民主主義の国です。表現に限らず、自由は絶対的に保障されなくてはなりません。それと同様に、自由に伴う責任も、絶対的に果たされるべきだと言う事はわかっています。だからこそ、基準があいまいで拡大解釈の可能な規制は、あってはならないのです。自由を奪えば奪うほど、取れるはずの責任すら取れなくなってしまうと思います。

【伊丹空港について】 31

(廃港反対 14/31件)

○ 関西空港のハブ空港化のために、伊丹空港を廃港するという案には賛成できません。伊丹空港を国内線用、神戸空港廃港ではだめなのでしょうか。大体、国内線利用に関西空港まで出ていくのは非常に不便です。現在、伊丹-羽田間の空路は黒字路線になっていると思いますが、関空-羽田となると、南に住む人以外は活用せず、新幹線利用に旅客は取られることになるでしょう。そうなると、ますます航空会社の赤字は増える一方になるでしょう。

○ 確かに、リニアができれば大阪から伊丹に行くのと同じくらいの時間で関空に行くことができ、利便性では遜色なくなると思いますが、このリニア、いくらで乗れることを想定しているのでしょうか?開発費用、運用コストを考えると片道2、3千円はしそうなのですが、これでは関空を利用する事はできないと思います。

○ 近い将来必ず起こると言われている東南海地震で、関西空港が機能不全に陥った場合のことを考えておられるのでしょうか? 関西空港は、海を埋め立てて作った空港だから甚大な被害を受けると思います。伊丹をサブ空港として残しておいたほうがいいと思います。

(廃港賛成 17/31件)

○ 伊丹空港の利便性と経済のことばかり強調されますが、伊丹空港は非常に危険な空港です。万が一、墜落事故が起きたら、大惨事です。

○ 関西国際空港をハブ空港にするために、伊丹空港は廃止するべきだ。

○ 梅田〜関空リニアをまず作ってしまうことです。そのうえで、梅田〜伊丹空港を作るから伊丹を廃港しようと話すべきです。関空の利便性が上がって、「伊丹じゃなくてもいいな」と利用者が思わなければ廃港に対してOKなんて言いません。どうでしょうか。

○ 昨年より、大阪市内に居住してからは関空の方がJR1本で行けるようになり、便利であると実感してきました。将来、大阪東京間でリニアが開通すると伊丹空港の需要はなくなるでしょうから、伊丹を廃止し、関空へのリニアの開通を行い活性化する政策に期待しております。



 

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「府民お問合せセンター」に寄せられたお問合せの概要

お問合せの件数【速報 3月23日(月)〜26日(金)】 1543件

【トピックス】

栄養士免許

栄養士免許についての問合せが増加しました(先週11件、今週17件)。

・新たに栄養士養成施設等を卒業されたと思われる方から、新規申請の手続方法につき、「新規申請の窓口を教えて欲しい」といった問合せが多く寄せられました。

「調理師試験」

次回(6月)の調理師試験についての問合せが引き続き多く寄せられています(先週73件、今週75件)。次回試験の詳細は323()に報道発表されました。41()から受験願書の配布が開始されます。

・次回試験につき、「願書の配布場所と配布期間を教えて欲しい」「試験日と会場を教えて欲しい」といった問合せが多く寄せられています。

公立学校の講師登録

公立学校の講師登録についての問合せが増加しています。(先週41件、今週57件)。


 ・新規に申請される方から、「講師登録申込書の入手方法を教えて欲しい」等の申請方法に関する問合せが寄せられています。

 ・採用について、「採用の連絡はいつごろか知りたい」、「4月からの採用募集はまだあるのか」、「昨年はどのくらいの募集があったのか」といったお問合せがとりわけ多く寄せられていますが、講師等の採用は、欠員が生じた場合、必要に応じて行われるため、採用時期や採用人数についてはその旨をご説明しています。

職員の応対に対し苦情が寄せられました。免許交付にかかる収入印紙の購入方法が府民の方に正しく伝わっておらず、「そのような説明は受けていない」とご指摘を受けた際、職員の態度が悪かったとの内容です。府民の方へ手続を正しくご説明することは担当者の責務です。仮に時間がかかったとしても、納得されるまで丁寧にご説明することを心がけましょう。

お問合せセンターの電話対応について、「意見を伝えても、愛想が悪く耳を傾けようとしない自治体も多い中、大阪府は意見を聴く耳がしっかりしていて感動している」とお褒めのことばをいただきました。ありがとうございます。これからも心がけてまいります。


【イベント・催し等の受付・問合せについて】

・平成23年度大阪府公立学校教員採用選考テスト受験説明会 (268件受付 累計2730


 


このページの作成所属
府民文化部 府政情報室府民課

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