ソウルの国際競争力評価、2ランク後退の13位

 シティバンクのプライベートバンキング部門は28日、同行が世界主要40都市を対象にまとめた都市競争力ランキングで、ソウルは13位となり、前年を2ランク下回ったことを明らかにした。

 同ランキングは、高額資産家2万5000人を対象に実施したアンケート調査で、経済活動、政治的パワー、知識と影響力、生活の質という4項目を評価してまとめられた。ソウルは経済活動で9位に入ったが、生活の質が16位、政治的パワー、知識と影響力がいずれも18位と評価が伸び悩んだ。

 1位は米ニューヨークで、昨年1位だったロンドンは2位に後退した。3位から7位はパリ、東京、ロサンゼルス、ブリュッセル、シンガポールの順だった。ベルリン、北京は昨年よりそれぞれ9ランク、8ランク上昇し、「躍進都市」に選定された。これに対し、バンコク、メキシコシティー、ドバイはいずれも7ランク後退し、「斜陽都市」として挙げられた。

金載坤(キム・ジェゴン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る