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必読!『よくわからない肩書き』に唖然としたことある皆さんへ。

中村 修治
有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役
中村 修治/人事/組織
3.7
2,593
2010年3月29日 15:35

人事異動のシーズンである。桜前線が北上するより早く『肩書き』にまつわる悲喜こもごもが列島を駆け巡っているはずだ。

そして、最近では、カタカナの肩書きが横行し、これに拍車をかける。数年前に、gooが発表した「どういうポジションの人なのかよくわからない肩書きランキング」のベスト20は以下の通り。

1 エバンジェリスト


2 董事
3 パブリシスト
4 インテグレーター
5 フェロー
6 アーキテクト
7 バイスプレジデント
8 マーチャンダイザー
9 リードトレーナー
10 アソシエイト
11 参事
12 スーパーバイザー
13 主事
14 コンダクター
15 アナリスト
16 シニアスタッフ
17 次長
18 プロフェッショナル
19 最高情報責任者(CIO)
20 スペシャリスト

「私は、社内のポジションは部長心得で、肩書きはエバンジェリストです。」って、
偉いのか、賢いのか、何をやっているヒトなのか・・・さっぱりわからない?


このように『肩書き』が複雑化するのは、以下のように2つの傾向に分けられる。どれも、間違いなく勝手な大人の事情である。

1、微妙なヒエラルキー創造


名刺を受け取る側からするとどうでも良いのだが、当の社内では「課長心得」か「課長」では、天と地の差がある。そういう会社では「あの課の課長より、こちらの課長のほうが少し上」とか「あの部長代理は、ほとんどこっちの部長と同格」といった多重階層を読み解く会話が日常的になされる。そうした微妙なヒエラルキー構造は、意志決定を遅らせ、若い人達の上に、幾人もの複雑な関係の上司の壁を築くことになる。



2、自慰・自称型

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