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プロボクシング亀田3兄弟の父で、セコンドライセンス無期限停止処分中の史郎氏(44)の処分解除が先送りされる可能性が出てきた。前WBC世界フライ級正規王者・亀田興毅(23)=亀田=の王座陥落から一夜明けた28日、陣営は都内で会見を行い、判定を不服としてWBCに再戦を求める意向を明かした。一方、日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛事務局長(48)は試合後に史郎氏が控室で関係者に暴言を吐いた騒動を問題視。「セコンド復帰に向け、大きな判断材料となる」と述べた。
亀田家にはイバラの道が続きそうだ。名古屋市内での興行に立ち会ったJBCの安河内事務局長は「今回は暴言に近い抗議で行き過ぎた面がある。史郎氏のセコンド復帰に関し、大きな判断材料になる」と見解を述べた。史郎氏が求めるセコンドライセンス無期限停止の処分解除が遠のく可能性が浮上した。
興毅がプロ初黒星を喫した27日の試合後に控室で史郎氏は、5回に起きた2度のバッティングでレフェリーが減点2を取ったとする発言をめぐり、安河内氏ら関係者に「採点がおかしいやろ。おのれの首(安河内氏)取ったる」などと抗議。さらに「俺はどうなってもいい」とセコンド復帰を度外視する発言をした。
JBCは近日中に王座決定戦の報告書をWBCに提出するが、その中で史郎氏の暴言に近い抗議にも触れるという。
07年10月の次男・大毅と内藤大助(宮田)との世界戦で反則行為を促したとしてライセンス無期限停止処分を受けた。だが、陣営は東日本ボクシング協会に働きかけ、今月15日に同協会が処分解除の要望書をJBCへ提出することを決めた。
安河内氏によれば、JBCに要望書は届いたが「再発防止策に具体性が足りない」(安河内氏)などの理由で同協会に差し戻し、再提出を待っているという。
一方、陣営はポンサクレックとの再戦をWBCに申し入れることを決めた。亀田ジムの五十嵐紀行会長(35)は都内で会見を行い「5回のバッティングの減点などで納得のいかない部分がある」と語った。また、試合後の史郎氏の言動には「試合後で感情的になっていた」と弁明した。
興毅と史郎氏は都内の自宅で静養。それぞれブログを更新し、試合結果について陳謝している。
◆興毅・ポンサクレック戦VTR ポンサクレックが序盤から右アッパーなどを駆使し、主導権を握る展開。手数で劣った興毅はカウンターを軸に反撃したが、5回に偶然のバッティングで右目尻をカット。ポンサクレックが1点減点された直後、2度目のバッティングが発生。両者ともに減点の対象にならなかったが、レフェリーがポンサクレックに2度の減点を与えたと勘違いする要因となった。試合は判定までもつれ、ジャッジ2人がポンサクレック、1人がドローで、興毅は初防衛に失敗。
(2010年3月29日06時03分 スポーツ報知)
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