中華民国建国百年祝賀活動のロゴが29日に公
表された。3月29日は中華民国台湾では青年節、
青年の日とされている。中華民国建国百年祝賀
活動準備委員会は特に青年節に中華民国建国
百年のロゴを公表した。このロゴは100という数字
で繋がっており、団結を象徴し、「中華民国、精彩
100(中華民国、すばらしさ百点満点)」がスローガンとなっている。公式バージョンは金色を基調とするが、各界の使用に開放されるバージョンは100の図案を基調に自由に創作できるようになっている。
(写真:CNA)
馬英九・総統は建国百年のロゴについて、この100というロゴの中に各種の意義を表すものを取り入れることが出来る。われわれは自由、民主、開放の制度を実施してこそ、このような台湾の特色を持っている中華文化を生むことが出来るとし、このようなデザインはわれわれ台湾の特色を代表することが出来ると強調、われわれは今後もこのような精神を生かしながら続けて頑張っていきたいと述べた。
2011年は中華民国建国百年の節目の年に当たる。中華民国建国百年祝賀活動は3月29日の建国百年ロゴの発表と共に正式にスタートした。準備委員会の主任委員を兼務する蕭万長・副総統は各地を回って建国百年の関連イベントを説明する。準備委員会は国民全体が建国百年祝賀活動に参加し、29日に公表したロゴに各種の主題と図案を取り入れてこのロゴが人々の生活に溶け込むよう共に努力するよう期待した。
なお、中華民国の建国のプロセスで重要な役割
を果たしていた辛亥革命で命を失った革命の烈
士らを記念する2010年のセレモニーが馬英九・総
統主催の下、29日午前、台北市内の忠烈祠で行
われた。冷戦時代、中国大陸での偵察任務で犠
牲になった空軍黒猫中隊のパイロット二人、及び
中国大陸で殉職した陸軍の落下傘部隊の兵士二人は今回のセレモニーで正式に忠烈祠で祭られるようになった。(写真:CNA)
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