起亜自「K7」、レクサス「ES350」と比較試乗会(上)
K7:レクサスやアコードと比較試乗、「一部の性能はむしろ上」との声も
K5:実車をメディアに公開、「歴代最高のデザイン」と好評
起亜自動車が送り出した新車が次々とヒットを飛ばし、韓国市場で躍進を遂げている。昨年11月に発売された準大型セダンK7は、今年2月に4249台販売され、大型車の競合モデル、現代自のグレンジャーの販売台数(3552台)を初めて上回った。準中型・中型・準大型など韓国の主力市場で、起亜自が現代自の販売台数を上回るのは極めて異例のことだ。
起亜自は23日に新型スポーテージを発売すれば、月間販売台数4000台水準の現代自の競合モデル、ツーソンixの販売を超えるものと予想している。ツーソン、GM大宇のウインストーム、ルノーサムスンのQM5などが肩を並べるSUV(スポーツタイプ多目的車)市場で、韓国国内販売1位を目指すというわけだ。
また、5月から販売されるロチェ後継モデルの中型セダンK5は、起亜自の社内はもちろん、外部の評価でも好評を博している。起亜自は、現代自のソナタ、K5、ルノー・サムスンのSM5が韓国の中型セダン市場を4・3・3程度の割合で分け合うだろうと分析している。これに伴い、業界の観測によると、今年起亜自の韓国国内でのシェアは現在の30%水準から最大35%まで拡大する可能性があるという。現代自の場合、新型アバンテ(8月)、新型グレンジャー(12月)など新車発売がすべて下半期に予定されているため、今年上半期の新車効果は起亜自に集中するとのこと。
■起亜自の比較試乗会:「K7がレクサスES350より優れている」
起亜自は16日、K7が生産された京畿道華城工場横の走行試験場で、昨年11月に発売した準大型セダンK7(排気量3500ccモデル)とレクサスES350、ホンダ・アコード3.5の比較試乗会を行った。3車種いずれもV型6気筒3500ccエンジンを搭載し、最高出力はK7が290馬力、ES350が277馬力、アコードが275馬力だ。
この日、高速連続コーナリングや直線加速などでは3車種の間で大きな違いはなかったが、発進加速力はK7がES350やアコード3.5をやや上回った。これは、最高出力が高いためと見られる。また、走行時の低速性能の面ではK7とES350が同水準で、アコード3.5はこれより一段階下の水準を示した。起亜自の関係者は、「全体的な性能と低速性能ではK7がES350と同等か、やや上回るが、価格は4200万ウォン(約336万円)で、6000万ウォン(約480万円)のES350に比べ、価格性能比がはるかに優れている」と語った。
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