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在日米軍再編:普天間移設 一本化、調整前には不要--岡田外相

 【ワシントン小松健一】岡田克也外相は28日午前(日本時間同日深夜)、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題などで米側と協議するためワシントン入りした。鳩山由紀夫首相が3月中の政府案一本化を目指す意向を表明していることについて、岡田氏は「閣僚間で(そんな)話は出ておらず、僕には分からない」と語り、米政府や地元との調整をしていない段階で政府案を一つに絞る必要はないとの考えを強調した。

 これに関連し、平野博文官房長官は29日の記者会見で「一つの方向性は3月中にはまとめたい。首相はピンポイントという意味での一つの案という考え方ではない」と述べ、矛盾しないとの認識を示した。

 岡田氏は29日のゲーツ米国防長官との会談で、「米政府や地元の感触を得ながら(最終案を)煮詰めて」5月末までに決着させることに理解を求める意向を示した。

毎日新聞 2010年3月29日 東京夕刊

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