ソウル市教育庁汚職:検察、孔前教育監に事前拘束令状

 ソウル西部地検刑事5部(李盛潤〈イ・ソンユン〉部長)は23日、ソウル市教育庁の孔貞沢(コン・ジョンテク)前教育監(教育長に相当)=76=に対し、収賄容疑などで事前拘束令状(容疑者の身柄を確保できていない状態で捜査機関が裁判所に請求する令状)を請求した、と発表した。

 検察によると、孔前教育監は、在任中の昨年3月から8月にかけ、同市教育庁の人事を担当していた元教育政策局長のK容疑者(60)と、元奨学官(地方教育行政機関で学習指導や教育活動を統括する専門職公務員)のJ容疑者(59)から計5900万ウォン(約470万円)を受け取っていた疑いが持たれている。孔前教育監はまた、2006年8月と08年3月の2回にわたり、特定の教頭や奨学士(教育目標・教育内容・学習指導法などについて、教育現場への指導・助言を行う専門職公務員)に対し、不正な手段で校長や奨学官に昇任させるよう指示していたとされる。

 検察は、孔前教育監の秘書室長だったC氏(54)が、孔前教育監の指示を受け借名口座を開設し、わいろと疑われる2億1100万ウォン(約1680万円)を預金していた事実が判明したことから、孔前教育監に対する強制捜査は避けられない、と判断しているという。

チョ・ベッコン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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