ススキの群生地「生石高原」で行われた山焼き=28日、和歌山県紀美野町 和歌山の生石高原で山焼き 良質なススキ育てる和歌山県紀美野、有田川両町にまたがる近畿有数のススキの群生地、県立自然公園「生石高原」(標高870メートル)の山頂周辺で28日、春の訪れを告げる山焼きがあった。 芽出しを良くし、良質なススキを育てるのが目的で、今年で7回目。山焼きには両町の職員や消防団員、地元住民ら約120人が参加。尾根筋に広がる約27ヘクタールのススキの草原のうち、約8・8ヘクタールを5ブロックに分け、次々と焼いた。 家族連れら約300人が見物。燃え広がる早さと大きな炎に「すごい迫力」などと声を上げ、カメラのシャッターが盛んに切られた。ススキの新芽は山開きが行われる予定の4月29日までには吹き出すという。 【共同通信】
|