金刀比羅宮でヒット祈願した(左から)寺脇康文、夏帆、小林義則監督
女優の夏帆(18)が28日、主演映画「きな子」(8月14日公開)のヒット祈願と特別試写会を舞台となった香川県内で行った。試写会に出席した三豊(みとよ)市の横山忠始市長は「セットを約2年は保存し、名前も“きな子公園”に変え、市民の憩いの場にしたい。6月の市議会に案を提出する」と明言し、夏帆が名誉園長に就任する構想が浮上した。
同作は実在の見習い警察犬・きな子と女性訓練士の奮闘を描く物語。同市長は撮影のために三豊市内の公園「八昭園」に造られた訓練施設をそのまま残し、市民やファンが集える場所にしたいという。
夏帆は「思い出深い作品が公園の名前で残るなんてうれしい。名誉園長?私でよければぜひ」と大喜び。共演した俳優・寺脇康文と金刀比羅宮にも参拝し、まずは映画の大ヒットを誓っていた。