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一斉消灯で温暖化問題アピールへ=120カ国以上が参加

一斉消灯で温暖化問題アピールへ=120カ国以上が参加

 【シドニー時事】電灯を一斉に消して地球温暖化の防止を訴えよう−。世界自然保護基金(WWF)の呼び掛けによる消灯イベント「アース・アワー2010」が27日行われ、イベント発祥の地オーストラリア・シドニーでは、街のシンボルであるオペラハウスとハーバーブリッジの照明が落とされた。
 今年で4回目となるイベントは、趣旨に賛同する世界の参加者が、それぞれの現地時間午後8時半から1時間、明かりを消して意思表示する。WWFの事前のまとめによると、参加国は昨年の88カ国から今年は120カ国以上に増えた。
 WWFの関係者は、コペンハーゲンで昨年開かれた国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)が事実上の失敗に終わり、イベントに悪影響を与える懸念があったが、参加国などは逆に増加したと歓迎している。運動はインターネットの交流サイトを介して、草の根的に広がっているという。(2010/03/27-18:41)


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