同居女性の不在時に虐待か 大阪、2歳男児死亡事件大阪府門真市で男児(2)が死亡し、虐待を受けていたとみられる事件で、門真署が傷害容疑で逮捕した無職少年(19)は昨秋以降、同居する男児の母親の女性(19)が仕事で不在の時間に暴行を繰り返していた疑いがあることが29日、同署への取材で分かった。 門真署によると、少年は昨年6月から女性と交際を始め、7月から男児を含めた3人で女性宅で同居。女性は夜間、飲食店で仕事をしており、その間、少年が男児の面倒を見ていた。 少年は「懐かないので腹が立った」と供述しており、門真署は密室状態での子育てのストレスが暴行につながったとみて捜査。男児の遺体を29日にも司法解剖するなどして、死因を調べる。 門真署によると、女性は昨年10月以降、男児の顔や体にあざがあるのを数回発見。いずれも仕事で自宅を不在にした後で、男児が心肺停止状態で病院に運ばれた28日未明も、女性は仕事のため自宅にはいなかった。 【共同通信】
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