◆ 鳩山首相、小沢幹事長の大恩に報いよ・・・伝説のスカウトマンE君のこと2010.3.26

ともすれば弛緩しがちな日本人に日本の代表的政治家の皆様が

そのあからさまに醜悪な態度を知らしめ反面教師と化して

「ムチ」を入られております。

「幸せな日本人」にとって、そうした日本の政治家の

有志の皆さまの「悪漢」ぶりはなによりもの

「救い」となるものございます。



生きもには「仇敵」を失なうことでその「生命力」を

反対に弱らせてしまう「性癖」がございます。

「活魚」を運ぶときはその「天敵」というべき

「別の種類」の魚を一緒に入れて運ぶと

グンと「生存力」が上がると言われております。

生きたウナギの中にピラニアを入れて運んだら

死亡率が著しく減少し「効果」があった、

というのであります。



日本の政治家の皆さま方のなかで悪党のごとき存在は

私達日本人にとってはこの生きたウナギの「ピラニア」でございます。



来日した俳優ジョニー・デップ氏は

「日本人にはしかめ面をした人が一人もいない」

と称賛のお言葉を残されております。

確かにその通りでございます。

世界の国に住むどちらさまと比較しても、

日本人ほど幸福な環境に生きている人間はいないのでございます。

国粋主義の思い込みで申し上げているのではございません。

客観的事実がそれを物語っているのでございます。



幸福度、を計るバロメーターとして一番分かりやすいのは

その国の国民の「寿命」でございます。

女性は世界一、男性部門では世界第二位でございますが、

男女合わせた合計の平均値では日本が

世界No1であることはご案内の通り、でございます。

「人間の幸福感」といったものは様々な観点から語られるもの

でございますが、衆目の一致するところ「長寿」こそが

「幸福度」を語る上で最もふさわしい「ポイント」となることは

異論なきところでございます。

東京都区内だけでも昨年一年間に20数億の

「落し物の現金」が警察に届けられております。

こんな正直者の「道徳心」豊かな人間が住む国など

この地球上のどこにも存在しないのでございます。



章男お坊ちゃまが「トヨタは万能ではない」と申されました。

国にあっても不完全な人間の集合体でございますから

不都合な矛盾や問題点を抱えていない国など一つも無いのは

当然なことでございます。

アフガン、イラクの戦いで米国はただいまにおいても

毎年数十兆円の戦費を注ぎこむ出口のない戦い、を余儀無くされ

いまだに年間500人以上の米兵の命を失い続けております。

参戦しているヨーロッパ諸国の国々も数千億近い出費をし

多くの自国民兵士が傷ついております。

またギリシア政府の破綻をきっかけとしてEUの経済の行方にも

にわかに暗雲がたちこめてございます。

我が国では1000兆円の国の巨額な借金と

借金漬け体質が抜けきれない財政が話題でございます。

ことは極めて深刻でこれまた破滅は時間の問題、

であるかにマスコミ報道なされておりますが

果たして現状はどうでありましょうか。

もう一つの視点、から語られている方がおります。



政策工房会長の高橋洋一氏によれば日本国には総計で

500兆円ほどの「資産」があるそうでございます。

うち150兆円は容易に売れない実物資産だそうでございますが、

350兆円は売却可能で現金化できるものといいます。

(2007年度の国のバランスシートでは有価証券の現預金は

130兆円、特殊法人等への貸付金、出資が250兆円で

一部不良債権化しているものがあるにせよ、特殊法人廃止などで

すぐ取り崩しが可能でございます)

また外為特別会計にはGDPの20%にあたる

約100兆円があります。(中国約210兆円)

先進国の中でこれだけの規模の外貨準備を持つている国はない、

と言われております。

また年金の積立金も150兆円ほどありますが、

これもこんなに積み立てている国はないのでございます。

こうした計算をしてまいりますとOECDの統計では

GDP比の純債務は60%までに良化する、となります。

高橋氏は日本政府の資産をどんどん売却し、

年金資産や国民に還元するなどの効果的な政策を行なっていけば

政府債務は縮少し立ち直ることなどいくらでも可能だ、

との力強い処方箋を述べられておるのでございます。

要するに日本国の現状はマスコミが騒ぎ立てるほどの

危機的状況では無いということなのでございます。

もう引退は時間の問題と思ったら意外と足腰が強く、

土俵に上がって勝ち抜ける魁皇のようなごとくである、

というのでございます。



庶民の実感、はどうでございましょうか。

口ではタイヘンだと騒いではみてもおおかたの庶民にとっての「危機」

の実感は、正直のところとぼしいように見受けられるのでございます。

我が国庶民の皆さまは持ち家を持ち車をはじめとする文明の利器の

あらかたのものを保有して「文化的生活」の暮しをすごしてございます。

4泊5日全食付きの中国やグァム、東南アジアのリゾートへの

格安チケットを売り出しても旅行会社は定員割れで四苦八苦でございます。

日本の庶民の皆さまは持つべきものを持ち行くべきところには

すでに行きつくして、人生で得るべきことの「満足」のことごとくを

手に入れられ消費に興味を失なわれた観があるのでございます。



日本人が死亡時に残す金融資産は平均3500万円といわれております。

その実は本当は人間は欲のかたまりだ、との言い伝えもございますが、

実際はいくらあおり立てても人間の欲にも限度があるようなのでございます。

得るものを得てしまえば人間の生きる目標は「ただつつがなく」

安定が一番、となってしまっているのでございます。

かの中国にあっても貧困とはお別れして

一定の生活水準を手に入れた人民の無気力、

向上心の欠如が社会問題化している現実がございます。



人間とは生来は極めて保守的に回帰する生きものなのでございましょうか。

そうした無欲なままに単々と生活をやりすごす市民の存在は

資源もない小さな島国の日本にあってはやがて

「死活問題」を招くことになるのでございます。

現下の日本経済にあっては小市民としての安寧に満足することなく

もっと、もっと、と際限もないほどに欲望にかられて

生きる生き方が求められておるのでございます。

またそうしたよりよい生活を求める心は生活の質を上げ省エネの環境にやさしい

ライフスタイルの知恵をあみだすのでございます。



資本主義経済下における豊かさとは、

生活に必要な必需品の所有にだけに満足することなく

一見無駄とも思える「ぜいたく品」への消費行動によって担保されているのだ、

という認識が不可欠でございます。

「無用の用は用である」の経済理論でございます。

「ぜいたくは敵ではなく」、ブーメランの幸せの矢である、

との理解でございます。が残念なことに「笛吹けども踊らず」庶民は

「お腹イッパイで動きたくない」ご様子でございます。

消費をするには将来が不安だから、などとの理屈をつけておりますが、

その実は一度手にしたものは金輪際手離したくない、

という阿修羅のごとき物欲に犯されている嫌いがございます。

このままでは「日本沈没」も時間の問題、となる恐れがございます。



そこで勇躍庶民を奮い立たせるために勇気ある

政治家の皆さまがご登場なされたのでございます。

亀井金融大臣や小沢幹事長がテレビのこちら側で

有権者である市民の皆様が見ていらっしゃることを承知で睥睨し

「うるさい」「なんだ」とヤクザの代貸し顔負けの

「ぞんざい」な言動や振る舞いをして恥る風がないのは、

全部お国のためでございます。

言っていることとやっていることとは天と地ほどの違いがございます。

嘘つき、詐話師の形容詞がもどかしいほどにその行状は「人でなし」でございます。

こんな悪党が政治をもて遊んでございますよ、いいのですか、

このまま我々の政治を放っておけば皆様の生活もこの国も

そう遠からぬうちに目茶苦茶になってしまいますよ、

と心を鬼にして「悪党」を演じて見せてくださっているのでございます。



亀井大臣は「東大」小沢幹事長は「慶応」と日本を代表する

偏差値の高い学府の出身であられます。

大衆の皆さまを前にしてこのポルノ屋の私でさえ行なえている

「礼節ある言葉使い」ができぬ筈がないのでございます。

それをわざと、なのでございます。心を鬼としてわざと悪ぶり国のために

警鐘を鳴らされているのでございます。

しかし政治家の皆さまといえ「生身の人間」でございます。

鳩山首相自からが範を示して十億以上の「脱税」をしてみせ

幹事長自からも20億以上の私名義の不動産を所得し

それぞれの秘書を検察に生贄として差し出し逮捕させているのでございますが、

これが限界でございます。これ以上の反国家的悪業をして見せなければ

国民が覚醒しないというのであれば、万事休す、打つ手無しでございます。

あとは公共の電波で「オマ〇コ」と叫ぶ手しか残されていないか、

と涙目となっているではないかと推察致します。

良識ある国民はときの首相や幹事長を破れかぶれの自暴自棄に追い込んで

NHKで「オマ〇コ」などと叫ばせてはなりません。

いずれお縄頂戴をすることを承知で「ピラニア」の役を担ってくださった

鳩山首相、小沢幹事長には心から感謝を持ってその役職を免じ、

必要とされる内閣支持率一ケタ台を一刻も早く

達成しなければならないのでございます。

坂本龍馬をはるかにしのいで「救国の志士」として

その神をも恐れる悪業とともに歴史の一ページに鳩山首相、小沢幹事長ご両名の

アッパレなコンビはその名を刻印することになるでありましょう。



鳩山首相や小沢幹事長に限らず「偉業」を成し遂げた偉大な人物には

共通して外、あるいは内なる世界に「ピラニア」の存在を持たれているのでございます。

それは自からに課した「掟」といってもいいものでございます。

我がAV業界にあってもそうした内なる「ピラニア・掟」

を持つことで誰れもが味わうことがかなわなかった

「甘美なる果肉」を手にすることに成功した者がおります。



スカウトマンのE君はその一人でございます。

E君はAV業界では知る人ぞ知る「伝説のスカウトマン」でございます。

E君はAVの黎明期であった1985年頃からスカウト稼業をしております。

この道で25年、スカウト一本で一説に10億ともいわれる巨富を残した、

と言われております。年令は45歳を少しすぎたぐらいでございますが

確なことはわかりません。E君は秘密主義でございます。

孤児院で育った、との噂もございますがその出身は不明でございます。

E君が謎めいているのは胸襟を開いて語り合う「友達」が

一人もいないせいでございます。

すべてビジネスとして付き合う人間関係しか必要としていない、

と言い切りそうした生き方を信条としている、と流布されております。

それとて誰れかれにそう語った、というわけではございません。

ストイックに仕事に専念するその生き方から皆が

そう「憶測」しているのでございます。



E君の「神話性」を物語るエピソードの一つに

銀行を信用していないので稼いだ金は現金で家のアチラ、コチラに

埋めたり隠したりしていて居間の床の下には「五億円」の福沢諭吉を

ビッシリと敷きつめて寝ている、という噂話がございます。

そんなバカな、と一笑にふされそうなエピソードでございますが、

彼の人柄と稼ぎぶりを知る人間は皆この「話」を信じているのでございます。

E君にことの真雁を確めた人間がおりましたが、

E君は否定も肯定もすることがなかったそうでございます。

E君の人間性とそのもの凄い稼ぎぶりを知るものにとっては十分に

うなずけるエピソードとなってございます。



E君のうちなる「掟、ピラニア」とはいかなるものでありましょうか。

「一日千円の金しか持たないで家を出る」でございます。

E君は雨の日も嵐の日も日曜日の一日を除いて休まず

スカウト稼業の日々を送っているのでございます。

10億以上の長者であるのにE君は仕事場へは懐に野口英世

一枚だけを忍ばせて家を出ることにしております。

金の使い道は郊外にある自宅から都心に出る片道の電車賃代と

午後のコンビニ弁当代でございます。

帰りの電車賃は予算の中に入っておりません。

帰りの電車賃はスカウトをしてその稼ぎで帰ることを

自からに科しているからでございます。

もし稼ぎがなかった場合いは都心から郊外にある自宅まで

「歩いて」帰ることにしております。

都心からは歩けば5時間はかかる距離でございます。

実際年に二、三度は家に歩いて帰る破目になることがございますが

家にたどりつくのは深夜を超えて朝方近くなるのでございます。

E君はその「掟」をこれまでの25年間

変えることなく走り続けてきたのでございます。



E君のスカウト術とはいかなるものであるのでしょうか。

E君の体型は中肉で長身は1m60センチに足らず

どちらかといえば「小男」の部類でございます。

肌は色白で清潔感はございますが男前は「並」でございます。

また、とりたてて「口がうまい」ということもございません。

そのE君を「伝説のスカウトマン」とさせているものは

「声かけ」でございます。

街中で20歳前後の若い娘から上は70歳ぐらいの年長者まで、

あたりかまわず臆することなくまめに「声かけ」をするのでございます。

その数日に500人は下らない、と豪語しております。

プライドは捨てております。

声をかけて無視されることがあっても決して傷つくことはありません。

それは自分の人間性が否定されたのではなく

「ご縁」がなかったのだ、と理解するからでございます。



最近では法律ができましたので「AV」や「風俗」にスカウトをすること

を目的にして「街頭」で声をかけることは禁じられております。

ですから声をかけるときE君は「テレビに出てみませんか」

とテレビのエキストラ出演話で声かけをしております。

事実エキストラの派遣事務所にもスカウトした人間を

斡旋しておりますので、あながち嘘とはいえないのでございます。

が本来の目的は「AV出演」でございます。

女性がエキストラ話、に興味を示しますとその場で

「仕事のあらましとギャラ」の話しを致します。

それでも関心が持続している女性に対しては下着モデルや

水着モデルへの話しをすかさず展開するのでございます。



そして「とりあえず時間がありましたらモデルプロダクションに

面接に行ってみませんか」と誘う、のでございます。

なぜAVメーカーに直接面接に訪れようとしないのか、

と申しますと街頭での声かけでAVの話しをすることができないのと、

そこで口説きおとす説得力をE君は持たないからでございます。

「面接に行く」承諾を取りつけますと、

その場から知り合いのプロダクションに電話をかけます。

「コレコレこういうタイプとレベルの女性をご紹介しますが

興味ありますか」とモデルプロにお伺いをたてるのでございます。



E君はこのタイプの女性ならあのプロダクション向き、

女性のタイプによって紹介するモデルプロを分けています。

E君には取り引き先のモデルプロが20社ほどあります。

スカウトした女性を紹介するのは基本的に

その場から一番近いモデルプロとしております。

モタモタしていると女性の気が変わりかねないから、

でございます。



モデルプロに行くのにはタクシーを使います。

タクシーの中ではようやく

「もっとお金が欲しい場合いはAVの仕事もできますよ」

と本心吐露して誘い水をかけるのであります。

それもあくまで控え目に、でございます。

タクシーに乗った途端オオカミに変身した

との印象を与えてはならないのでございます。

E君の場合、その160センチも足らない

「小男」の容姿が効果的となっております。

E君の口グセは「スミマセン、スミマセン」でございます。

何かというとスミマセン、スミマセンと頭を下げるのでございます。

スミマセンの文句はE君会話のなかで頻繁に

慣用句のごとく出まくるのでございます。



女性の側からしますと「小男」が低姿勢となってスミマセン、スミマセンと

頭を下げる様子を眼前にしておりますと唐突に「AV話」を振られても、

つい油断が生まれるのでございます。

とりあえずうけ入れて許してやろう、という仏心が出るのでございます。

タクシーに乗り込んだら話しは違ってきたけれど、

このスミマセンの小男に免じて面接ぐらいなら行ってやろうか、

と変心するのでございます。

いざとなったらこの「小男」ぐらいはハリ倒して逃げれそうなのでございます。



モデルプロに到着しますとE君は電話をかけて

タクシーのところまでモデルプロの人間に来てもらい、

料金を支払ってもらうことを常としております。

E君がモデルプロにスカウトした女性を紹介することの前提条件として、

それまでのタクシー代はモデルプロが負担することとしております。

立て替える、ことは決してしません。

スカウトをした女性の顔を見た途端、

タクシー代をしぶるモデルプロがあるからでございます。

タクシー代はタクシーを降りるときにとりあえず清算をする、

このやり方を人を信用せず用心深い、とするのはあたりません。

それがE君の考えるリスクは互いに負担する

合理的ビジネスのやり方なのでございます。



女性をモデルプロに紹介したときのE君の収入の道は二つでございます。

一つ目はそのままモデルプロに女性を紹介して

紹介料を貰うやり方でございます。

二つ目はその後そのモデルプロで女性が稼ぐお金のなかから

継続的に「配当」としてお金を貰う方法、でございます。

一番目の方法は女性のレベルと仕事の内容によって違ってまいります。

最初の声かけ通りテレビのエキストラや下着、水着のモデルどまりの

レベルでございますと一人につき紹介料は一万円から

多くて五、六万円でございます。

それらの支払いは即日現金払いで行われます。

これを業界用語では「買いきり」「売りきり」と称しております。



これとは別にAV出演が承諾済みであった場合、

値段は一ケタ違ってまいります。

企画女優どまりであっても最低10万円の値段がつきます。

単体クラスのベッピンさんとなりますと百万円単位の金額となるのでありますが、

この特上レベルとなりますとE君は「買いきり」「売りきり」を選択致しません。

二番目の「配当」とすることでモデルプロとの間で約定を交わすのでございます。

「特上」レベルのAV女優となりますよ出演料が

一本500万円以上となることも珍しくありません。

その場合は女優さん本人が半分の250万円を取り

残りの250万円をモデルプロと4分の6で分けることになるのであります。

E君の取り分は4分でございますがそれでも100万円と高額なものとなります。

そんな「特上」との出会いはいかにE君であっても年に二、三人いるかいないか、

でありますが元手入らずの商売でございます。

「特上」が年に10本ほどのAVに出演して下されば

もうそれだけで1000万円の所得でございます。

一度やったら止められない、のがスカウト稼業なのでございます。



E君は本来「大物狙い」ではございません。

ですから他のスカウトマンと誓ってキラ星のごとくのスターを、

という志向性に欠けております。数でこなす、を徹底しております。

生きていれさえばいい、とのなにやら「岸壁の母」にも似た価値観に

心は占められております。紹介料の一万円をまず稼ぐこと、一日最低一人

を念頭にバスの待ち合い所から立ち喰いソバを喰べている女性、

公園のベンチで子供を遊ばせて休んでいる主婦、電車の中の女子大生、

はたまたコンビニからスターバックスの店員さんまで

場所と相手を選ぶことなく「声かけ」を行うのでございます。

ちなみに一番確率の良いのは本屋で本を立ち読みをしている女性、

だそうでございます。



相手の都合に合わせて上機嫌なときだけを見はからって、

などの様子見はいたしません。人間は声かけをしてみなければ

正体は分からない、との信念からでございます。

人間同志は会ったときが正月だ、の考えでございます。

日本人だと思って声をかけたら韓国や中国、

フィリピンやインドネシアの言葉で返されることも珍しくありません。

最低でも一万円、を稼がなければ歩き続けて家に明け方近くに帰ることになる、

という自からの内に「ピラニア」の絶体絶命を棲まわせることで、

この25年で10億を超える金を手にしたE君でありますが、

その道のりは想像を超える試練に満ちたものでございました。

警察に通報されたり、警備員に追いかけ廻され

ヤクザにドツかれたことも幾度となくございました。

彼氏が一緒にいるのを知らずに声かけをして、

アバラを折られ入院する破目となったこともございます。

来ないで!!と叫ばれて手にしていたアイスクリームを

顔に投げ当てられたこともあります。

ヤンキーの五人連れの女たちに路地裏に連れ込まれて

袋だたきにあい身ぐるみをはがされたこともございました。

同じ女性をめぐってスカウトマン同士で忍傷沙汰になったこともございます。

一つ、E君が他のスカウトマンと違うところは、

スカウトした女性とはプライベートなお付き合いをしないことであります。

スカウトマン氏にありがちな街角のカラオケボックスで立ちバックをなした、

という話を全く聞かないのでございます。

金以外のことで心を宙に舞わせることがないのです。



ちなみにE君は二人の子供を持つ妻子持ちでございます。

小学校で同級生だった幼な馴染みと結婚したとのことでございます。

恐妻家では、との疑いを持たれております。

妻君と一緒のところを見た人間がおります。

E君の身なりはきわめてじみなもので、

一見するところ地方の公務員のソレでございます。

が妻君は高価なブランドの服に身をつつみ、

体のあらゆる部位に金ピカの装飾品をつけて

まるで歩く「シャンデリア」のような「いで立ち」

であったそうでございます。

目撃者はE君が天下人となれたのは、

家庭に背負ったもう一つの「ピラニア」の存在のおかげだ、

と得心したとのことでございます。



この世の誰れもが自からの弱点を克服する方法、

をさがしてあぐねております。

さずからぬものを求め迷いあぐねて無駄に時間を浪費することなく、

自からの内に「ピラニア」を表出することを考えるのが

最善であると思われます。

ご同輩諸兄にあっては、奥方さまの「存在」に改めて

「刮目すべき時機」が到来したようでございます。



先週中国に行きましたときに国際展示会場で公開されておりました「中国4千年の性典」の貴重な品々の一部をご紹介させていただきます。 クリック!






ラジオの街で逢いましょう
にゲスト出演いたしました。

放送日:3月28日(日)23:00〜23:30
チャンネル:インターエフエム 76.1MHz
(FMラジオ関東圏聴取)

お時間がございましたら、是非お聴きください。




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