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2010年03月28日(日) 18時57分46秒 posted by seiji-1203

Twitter女子・土井さんがこられた時の話 - ネトラジ(&このブログ)で結構ツっこんだ理由

テーマ:学生企画

※意外なところから反響があったりしたので今けっして暇ではないのですが前倒しにして書いてみました。



【前の記事】

Twitterで全国を旅する女子大生・土井雪江さんがいらっしゃった時のこと - 最初の印象編



ラジオをする前に決めていたことが。


「土井雪江という人がどういう人であるのか、私の目に映ったありのまま姿を
 リスナーの人たちでに伝える」



実は事前にきいてたんですよ。TwitterのDMで、親切な以前支援された方から、雪江さんがたくさんの人に批判されているということを。



行く先々で「なんでアイツだけそんな優遇するんだ!」という苦情がたくさん来るということを。


(といってもそれも雪江さんがこられる2~3時間前の話。


その前はといえば事前にこのブログ を読んで「ああ、結構厳しいこと言われる方もいるんだなぁ」ぐらいに思っていたぐらい。


正直、彼女が島根を出られてから、2ちゃんねるとかでの叩かれようのすさまじさを知ってびっくりした次第で。)





ただこの応援ブログを見て思ったのは「説明が足らないから批判されてる」気がするということ。




確かに雪江さんは、ネット上では核心についてはほとんど語っていないし、マスメディアから漏れ伝わる情報はうわべのキレーごとばかり。



これでは見ている人(特にこの応援blogの方など)には、不信と誤解、そしてフラストレーションとか、なまじ興味を持って見守っているだけにたまるのだろうなぁと。



ただ反面、雪江さんの事情もものすご~くわかる。



今から7年ほど前、地味に私も学生をつかって1週間かけた「姉妹提携都市、松江・宝塚往復ヒッチハイクの旅」というのを企画して、自分は伴走車としてネットで情報発信しながらレポートしたことがあったりする。


それだから今回の雪江さんのたびに興味をもったのだけど、だからこそ彼女の事情が本当に痛いほどよくわかる。



旅の進行は気にしなきゃいけないし、 


暇があったら道路に立ってヒッチハイクしなきゃならんから観光なんてしてる気分でも場合でもない。


さらに身の安全にも気を配らなきゃならんし、


もちろん情報発信はおろそかにできないし、


かといって支援者の方とのコミュニケーションは欠かせないし。



しかも手分けしていた当時の私たちと違って雪江さんは本当に一人で宿泊などの交渉から、インタビューのアポから、機器の充電からしているのだから、


そりゃ説明不足だとしても仕方ないわと私は思う。





「ならば!」と。



私も細々とではあるけれどもハタチのコロからネットを使って10年近く情報を発信してきて、今はそれを生業の一部としている、どちらかと言えば”そっち側”の人間。



既存のマスメディアと違って、不審な点は公の場ではっきりと言葉で彼女につきつめて、彼女の言葉でリスナーさんや興味をもってこのたびを見守っている人に伝えようではないかと。



(あと、マスメディアの真似事をしてもウチのような地方の弱小零細がネットでそれなりの発信力をもつようになるには、それなりに踏み込まないと誰も注目してくれんだろう、という読みもあって(^_^))



ということで私個人のラジオでの裏目標は




「土井雪江という人とこの旅のの真実を


 (私なりのエンターテイメントというオブラートでは包むけれど)


 なんとか明らかにしてみせようじゃないか」




でした。



※ちなみにこのブログもその思想の下で書いています。本当は蛇足かなと思ってあまり書く気はなかったのですが、土井さんの本の原稿の締切がかなり鬼らしいので、島根での記憶を掘り起こす一助になればと思ってかきはじめたのですが、蛇足が蛇足をよんでムカデみたいになってきました…(>_<)



私は男だし、いい年だし、守るべき者のいない独り身だし、ネットで叩かれたりするのは慣れてるし、


そして何より!


ネットで実名を出している活動以上、いつかはそういうリスクと向きあわないといけない。


だからこそ、この「バルカン半島の火薬庫」みたいな立場にいる土井雪江という人を私がうまく扱い、誰もが喜ぶ形に落とせるかかどうか、私がネットで生きていく上での試金石になるはず。



ただそれでも心配だったのはやはり「うちの学生たち」と、なぜか私たちのことを気に入ってくれ影なり日向なり私たちをサポートしてくれている「玉造温泉さん(というか瀬戸川さん)」



身内に迷惑をかけず、雪江さんのかわりに彼女の立場を弁明し、そしてネットの人のかわりに彼女や旅の不審な点を指摘し、そして何よりもエンタメコンテンツとして(少なくても私自身が納得できるレベルの)質の番組に仕上げることができるか?




結構なプレッシャーでした。



(雪江さんがああいうキャラで私を爆笑に次ぐ爆笑させてくれたので幾分気は紛れたし、決してそんな風には見えなかったと思うかもしれませんが、じっさい桶狭間前の信長みたいな気分だったり。)



アシスタントに選んだ莉奈ちゃん は知り合いとしてもパーソナリティとしても私と付き合いが一番長く、年長の3年生でしっかりしている。


また見た目もよく、天然で人には好かれるタイプだから”そちら側”の人たちからも嫌われる危険性はたぶん一番少ない。


そして何より芯が強いコだから、少々の批判でめげてはしまわないだろう。


(そしてもし”そう”なったら後で何か高いケーキをご馳走して許してもらおう(^_^;))





また瀬戸川さんも、さすがはあの若さで玉造温泉の大改革をすすめ、ここ数年で大成果をあげつつある人だけあって、こんなところでぜったい揚げ足をとられるようなヘマをする人では断じてないはずという確信がありました。





だから私さえヘタを打たなければすべての人にとっていい方向で話が終わるはず。



こうして本番に望んだわけです。




そして本番!



これだけは聞く。と決めていました。



「以前ネットで住所漏らしたことあるでしょ?(ちゃんと反省してる?)」



「行く先々にイベント用意されてたり、協賛がつきまくったり、

 東国原宮崎県知事とお会いできたり、


 あまりに話が出来すぎてる気がする。


 (若い女性が一人で立てた計画とは思えん。黒幕がいるんでしょ?)」



「ていうか短期間で尋常じゃなく太った気がする、それについては…?」


「本だすってきいたけど、それ目当て? もしかしてカネ目当て?」



別に私の性格が悪いのではなくて(と本人は思っている) たぶんみんな、旅に興味があるからこそ聞きたいと思っているコト。


でも本人も、マスメディアも、彼女に好意的な支援者の人たちも、決して誰も(ネットでは)明らかにしてこなかった部分に私は触れる!




私も空気は読まないぞ!




そして!


そこに触れてもトークが痛いことにはならない!


いや!


そうはさせない話術が私にはあると信じる!





という間違った過信のもとに出来上がったのがこの番組です。

が、感想は聴いてくださった皆さんで…(>_<)


(なんどもすいません 別に宣伝じゃないです。ここにリンクあった方が便利かなと・・・)



■MP3ファイル
「ようこそ島根へ!  全国を0円で旅するTwitter女子大生土井雪江さん to ネットラジオ1時間!@PANDORA-BOX (2/28放送)]」


■雪江さん撮影のUstream動画の生中継 

http://www.ustream.tv/recorded/5082232


※ちなみにtoはここだけ謝ってローマ字入力になったけど直すのめんどくさかっただけたったり。




続きます。



(たぶん。)



(あと2回ぐらい。)




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所要時間 : 1時間半ぐらい → 校正してたらやっぱり2時間以上かかった(>_<)

コメント

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1 ■無題

続き楽しみにしてます

2 ■はじめまして

放送聴かせて頂きました。
内容は面白かったし、MCの男性の喋りは小西克哉さんを彷彿するようなイメージでプロだなと感心しましたが、
アシスタントの女性の
「うん」という相槌連発が非常に不愉快でした。
学生でも許されないと思います。ご指導されてはいかがでしょうか?
もし私が放送研究会の4年生だったら、あんな3年生は絶対にマイクの前に座らせません。

3 ■Re:はじめまして

>りょうさん

すいません! 申し訳ありません! おっしゃる通りで返す言葉もございません(>_<)

まだまだ私たちも未熟なのでそのへんは私たちもよく理解しています(>_<)

ただ、私は彼らに「マイクの前で話すことの楽しさ」を、そして「少しの難しさ」を知ってもらうためにこういう場を設けさせていただいております。

確かに、彼女だけではなく、うちの学生のしゃべりは聞けたもんではございません。そしてそれを甘やかしてきたのはすべて私です。

ただ、私が若い頃に感じた「人前で話すことの楽しさ」をまずは知ってもらい「さらにうまくなりたい」と思う人間がそこではじめて「難しさ」と直面することで、自分の力で乗り越えてもらいたいと思って見守っている最中です。

これは、人にいわれたことは身に残れない。自分で気づいたことこそが成長の源と私は信じているからです。(そしてそこに至らない人間は私も興味はないので勝手にやらせてます)

正直、彼女はうちの学生ではできる方です。なのでうちの学生すべて、りょうさんがおっしゃることはあてはまります。

だからどのような形だれ、彼らにはりょうさんの指摘は突き刺さり、よい薬になるでしょう。

だから忠告していただいたことを感謝しています。

ただ、彼らの楽しみを奪うことは私にはできませんし、そんな未熟な彼らを愛してくれるリスナーさんも数は少なくともいらっしゃるので、そこはご勘弁願えたらと思います。

正直私個人としてはとても感謝しています。

価値あるご助言、ありがとうございました。

4 ■おもしろい!

引き寄せられる文章、さすがだと思いました。
実にいいところで終わっちゃうのですね~(笑)
続きも楽しみにしています!

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