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【コラム】米国産牛肉VS日本車、これは偶然なのか(上)

2010年03月28日11時43分 / 提供:朝鮮日報

朝鮮日報
 日本の牛肉を「高級品」と言いいながら味わって食べる友人を見ると、つい意地悪な質問をしたくなる癖がついたのは、2年前からだ。

 「日本で牛海綿状脳症(BSE)の牛が36頭見つかっていることを知っているのか」。ほとんどの人は「そんなに多いの?」とという反応をするが、はしを置く人は見たことがない。十中八九は「そんなこと気にしていたら、何も食べられないじゃないか」と言い、残りは「日本は全頭検査をしているから、安全じゃないの?」という言葉を返してくる。

 全頭検査とは、食肉処理したすべての牛を検査することで、日本では2001年から実施されている。「全部検査にかけるだって? 科学的に言えば、発見できる確率は20%だそうだ。つまり、80%はそのままパスするということ。生後30カ月未満なら、発見できる確率はほとんどゼロだ。だから若い牛、年を取った牛をすべて検査するのは、バカらしいことなんだ」。だが、次のように言われると、会話はそこでストップする。「たくさんやるのはいいことじゃないか。何をそんなに難しく言うのか」

 もう少し詳しく説明をすると、次の通りだ。日本政府は全頭検査が税金の無駄遣いであることに気付いた。学界も反対したが、恐怖におののく世論に押され、ある種の「心理対策」として始めたというわけだ。ところが、2008年に「これ以上はできない」として、20カ月未満の牛に対する検査への支援を取りやめたのに対し、地方自治体が「わたしたちでする」と主張し、現在も税金をつぎ込んで実施している。合理的に検査を中止すれば、「不信地域」としてマークされることを懸念したのだ。BSEが最も深刻だった欧州連合(EU)諸国でさえ、昨年からは生後48カ月以上の牛だけを検査している。

 だが、「日本が日本の牛に何をしても、韓国に何の関係があるというんだ」という人もいるだろう。問題は、こうした不合理な基準を他国の牛肉にも適用することではないだろうか。その最大の被害者は米国だ。
関連ワード:
米国産牛肉  全頭検査  BSE  税金  EU  
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