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ソ・ラ・ノ・ヲ・ト・第12話

潜伏していたローマ兵アーイシャ、撃たれて重傷。

ホプキンス大佐がノーマンズランド国境付近に来たのは和平交渉中に正統ローマ帝国が部隊を移動して示威行為に及んでいる為。このローマ軍との戦闘の火蓋を切って和平交渉を決裂させ様と言うもの。

「ローマは滅ぼさねばならない!」(Delenda est Imperium Romanum)(ラテン語として違うかもw)
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お前は逆カトーかよ!w

既に国境付近には第一師団・第三師団が展開しており、ホプキンス大佐はそれに合流する途中で部隊を引き連れてセーズに立ち寄った模様。ローマ兵目撃情報だけで部隊を連れて来た訳じゃない。そしてアーイシャの捕獲によって絶好の開戦の口実が出来たと言う訳だ。自軍の兵士が目の前で殺されるのを見させてローマ軍に開戦の引き金を引かせようと。国家の方針が停戦に向かっているのに困った軍人だこと。

フィリシアが予想外の強硬措置。ホプキンス大佐に銃を突きつけて拘禁してしまった(時系列的には逆だけど)。拘禁した時点では上官の命令への反逆行為だが、この後の展開は全てフィリシアを後押し。時告げ砦に急行してきたクラウスが誰かさん(そら、あの誰かさんだろ)にこんな遠くから聞こえる筈ないだろうと言う遠距離から停戦指令のラッパ。それをカナタが聞きつけるからフィリシアの行為は軍中央の意向に沿った物になる。
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ホプキンス大佐が脱出して部隊を動かそうとしても動じないし、セーズの住民はホプキンス大佐の目論見に反抗。国民に厭戦気分が充満してるなあ。この後の描写では両国の兵士にも厭戦気分が充満してるし。

両軍の衝突を回避させようとフィリシアはタケミカヅチを起動。ああ、もう動ける状態になっていたのか。そしてこのタケミカヅチはこの話では災いの象徴にならずに幸福の象徴になるのか。それにしても相変わらずキモい動きだ。搭乗者は大丈夫なんだろうか。

前線へ停戦を告げに行くタケミカヅチを妨害しようと攻撃して来たのは近衛第一師団第9独立機動部隊か。圧倒的な能力差にホプキンス大佐の搭乗している戦車はタケミカヅチに踏み潰されたが、あの状態からどうやってタケミカヅチに追いついたんだろう。

タケミカヅチが戦線に辿り着いた時は既に突撃ラッパが鳴り響いて部隊が前進を始めた所。間にタケミカヅチが割り入って停戦ラッパを吹くが動き出した軍はもう止まらず。


ここでカナタが吹くアメイジング・グレイス。
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え?
何故止まる?しかも両軍。
アメイジング・グレイスはこの世界の特殊な曲なのか。
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どうでもいいが、戦車と混成した歩兵部隊がこんな接近戦やるのか。先に砲撃戦だろ、砲撃戦。
これじゃ兵士が幾ら居たって足りない。厭戦気分も広がるわな。


両軍が足止めされたところでヘルベティア共和国大公位第二継承順位にして正統ローマ帝国皇妃(第三妃だけど)リオ・カズミヤ・アルカディアが勅命をひっさげて介入。水戸黄門だな、この演出は。
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停戦が実って国境の時告げ砦に平和な日常が再来。
新規の補充兵がやって来るのだが・・・

リオかよ!
いや、展開上リオが相応しいが、「ローマ皇帝が話の分かる人間で、停戦させた功績に何でも望みをひとつかなえる」でヘルベティア共和国軍の第1121小隊への配属を許すのか。ローマ皇帝、話が分かりすぎだろw


と言う訳でソ・ラ・ノ・ヲ・トも最終回を迎え、突っ込みたい部分は沢山あったが(いや突っ込んだかw)全体の完成度は高かったと思う。悲劇的な終わり方も予想したが、全くのハッピーエンドでほっとした。


最終回のドイツ語部分は日本語訳付きの所しか聞き取れなかったよ。
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"Du hast genug erlitten."(あなたは充分苦しみました)


あ、こっちは文字化されてるから読めるか。講和文書。
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拇印ワロタwwww

サインを見ると正統ローマ皇帝はフランツ・レオポルト・カール・フォン・ヴィッテルスバッハだそうだ。
ヴィッテルスバッハ家かよ!!!

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