ご心配をおかけしてすみません。


長い間日記の更新を止めてしまって申し訳ありませんでした。
何から説明すれば良いのやら…といった具合なので、言えない部分も多いですが少しずつ説明させてください。
まず、私が退院した時には近日出演予定であったイベントの中止やキャンセルが決まっており、ネットでも発表されていました。
リリースの延期もそうです。
私には決定でおりてきたので、今さら何を言ってもという段階でした。
もし私の主張が通る環境であったのならば、絶対イベントに出たかった。
歌いたかったし、お芝居もしたかった。
何もできず、本当に力のなさを感じました。
楽しみにしていてくださった皆さん、ごめんなさい。
イベントは私にとってかなりのモチベーションで、それがなくなったことがショックでより気持ちが沈んでしまいました。
そして暫くの休養が言い渡されました。
アフレコ現場のキャストの皆さん、スタッフの皆さんに本当にご迷惑をおかけすることになってしまいました。
どの現場の皆さんも本当に優しくて、すごく考えてくださって、「申し訳ない」じゃ済まされないことをしているのに、私に時間をくださいました。
とても感謝しています。
私に居場所を与えてくださっているのは、間違いなくこの方々です。
そしてファンとして見守ってくださる皆さんに、正式な謝罪文も出さぬまま雲隠れしていたのは、自分の抱えた問題に全く解決策が見出だせず、そんな状態でいつもの私を表現できないと思ったからでした。
事務所からこの休暇を与えるための条件として、人間ドックに行くことを命じられていたので、調べて休みに入ってすぐ行ったのですが、どこも異常はありませんでした。
つまり全て精神的なものだと言われました。
円形脱毛症や不眠症の兆候が最近現れていたので、全て納得がいきました。
その結果を聞いてから今日まで、色々考えても答えは出ず、環境が変わってしまって諦めなければ仕方のないものに対してどう決着を付けるのか、必死に答えを出そうと思いましたが、どうあがいても結果は変わりません。
今の私を支えるものは、少ないながらにも確かにあって、それをこれからの私へどうプラスにさせていくか。
私の凝り固まった四角い頭を軟らげる術を、私自身模索しております。
休養期間中、なんとしても体を治さねばならないと家から一歩も出ず、思い詰め辛いだけだった日々を、色々な方々の心で助けられました。
人生で初めてだと感じた体験もありました。
穏やかさという自分には持ち得なかった性質に、解決の糸口があればと思っています。
精神的不健康が取りのぞかれるように、私は私を主張していきます。
話して良いものか迷ったのですが、嘘はつきたくないので言いました。
この先発言が規制されるかもしれないので、本当のことを言えるのは最後になるかもしれませんが、待っていてください。
私は声優でありたい。
アーティストでありたい。
表現者でありたい。
必ず、何倍にも凄くなって帰ってきます。

2010年03月28日(日) No.4178 (今日の綾)

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