磁気フォーマット
切符の裏面
自動改札機に通すことが可能な切符の裏が茶色、または黒色になっていることは多くの人が気づいていることでしょう。切符の裏面には磁性体が塗布されているため茶色、または黒色になっています。切符の裏面に磁性体を塗布することで磁気情報の記録が可能になり、自動改札機はこの情報を読むことで切符が有効かどうかの判断を行っています。
余談になりますが、スルッとKANSAIやパスネットのカードは、磁性体の上に印刷用の層があるため、カードに磁気情報が記録されていますが色は茶色(黒色)ではありません。
切符台紙
磁性体の色が2種類あるのは、塗布されている物質(酸化鉄)の違いによるものです。黒色のほうが茶色のものに比べて磁気情報の保持力(保磁力)が高くなっており、最近はもっぱら高保磁券(黒色)が使用されています。
磁気切符用の磁性体を製造しているメーカーとしては、日立マクセル(株)などがあります。
磁気情報の解析方法
磁気切符に記録されている情報は、次のような方法で簡単に見ることができます。
- 使い捨てカイロなどの鉄粉を細かく砕き、磁気面にふりかける
- 磁気面の余分な鉄粉を軽く振り落とす
- セロハンテープに磁気ラインをうつしとる
- 見やすくするために白い紙にセロハンテープをはり、磁気データの解析を行う
磁気フォーマット
磁気フォーマットは、日本鉄道サイバネティクス協議会(日本鉄道技術協会の特定部会)で定めています。記録方式としては、「NRZ-1」と「F2F(FM)」の2種があります。
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