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2010年3月27日(土) 17:40 |
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駐日ブラジル大使が総社市を訪問
岡山県で日系ブラジル人が最も多く生活している総社市を駐日ブラジル大使が訪れました。 「長引く不況に負けないで」とエールを贈り、生活の利便性が向上するよう支援することを約束しました。
総社市を訪れたのは、カストロ・ネーベス駐日大使とリカルド在名古屋ブラジル総領事館総領事です。 総社市からの要望を受けて実現したもので、2人は生徒たちからブラジル国歌で歓迎を受けました。 自動車部品の関連工場が多く集まる総社市には、働き口を求めて多くのブラジル人が暮らしていますが、長引く不況で職を失い、1年間に150人が帰国するなど苦境に立たされています。 カストロ大使らは総社で暮らすブラジル人と意見交換を行いました。 「浜松など大都市だけでなく、総社で暮らす私達のことも気にかけてほしい」との市民の要望に対し、総領事館の業務を臨時で行なえる移動総領事館の開催を検討することや、市の図書館にブラジルに関する書籍を寄贈することなど、生活の支援を約束しました。 カストロ大使は総社市の依頼を受け、市の国際名誉顧問として交流を続けていくことも約束しました。 今後は大使館も協力して、総社市の日系ブラジル人をサポートすることになります。
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