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【鉄道特集】

岡崎市が21億円負担 東岡崎駅の東改札口建設

2010年2月2日

名鉄東岡崎駅周辺整備事業の第1期工事で建設される東改札口のイメージ(岡崎市提供)

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 愛知県岡崎市は1日、名鉄東岡崎駅周辺整備事業の第1期工事として2010年度から3カ年で進める「東改札口」の建設費用の分担などを定めた「基本協定書」を名鉄と締結したことを明らかにし、完成イメージを公表した。概算事業費は23億1100万円で、94%にあたる21億8100万円を市が、残りを名鉄が負担することが決まった。

 第1期工事では、名鉄が年内の完成を目指す「バリアフリー施設」に連結する鉄骨3階建て延べ1499平方メートルの「東改札口」を12年度までに建設する。改札機や自動発券機、コンコース、旅客用トイレなどを3階部分に、エスカレーターや階段、エレベーターなどの昇降施設を北側部分に配置する。

 費用の負担割合について、斎藤理彦・市拠点整備担当部長は「東改札口の設置は、市が将来、駅前広場の拡張を目指す条件として、名鉄側に要請した。“陳情駅”的なもので、地元が大部分を負担するという原則に沿った」と説明した。

 市と名鉄は第1期工事完了後も、中央部分の橋上駅舎や駅ビル、駅前のバスターミナルなどの建設を計画。総事業費は第1期工事分を含めて197億円に上る見込み。

 (相坂穣)

 

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