3月6日土曜日に開催された、名鉄の歩け歩け大会
「早春の初弘法命日・三河三弘法巡り コース」の続きです
雨は降り続いていて、止みそうもありません。
この先、奥に電柱が見えているあたりで、右へ曲がっていきます。
前方に見えてきた交差点を横断し、左方向へ進んでいきます。
少し歩いたところにある、右側のわき道へ入っていてきます。
すると、川沿いの道に差し掛かりました。
「間瀬口川散歩みち」と呼ばれている遊歩道です。
しばらく、この道を歩いていきます。
このあたりは、舗装がされていました。
前方に見えてきたのは「パティオ池鯉鮒 知立市文化会館」です
ちなみに知立,池鯉鮒とも、「ちりゅう」と読みます。
「パティオ池鯉鮒 知立市文化会館」を過ぎると、見えてきたのは
「国道23号線・知立バイパス」です。
さらに、その奥には「東海道新幹線」も見えています。
道路より
低い位置にあって、列車が通過していくと、なかなかの迫力でした。
この堤防を左方向へ進んでいきます。
それにしても、この「国道23号線・知立バイパス」の
大きなコンクリートの柱が、狭い間隔で立ち並ぶ様子は、
まるで、古代ギリシャのパルテノン神殿のようにも見えました。
足元が、たくさんの人が歩いたので、ドロドロでした。
この川は、猿渡川で、知立市の南部を流れる大きな川です。
この川にも、弘法大師にまつわるお話があります
むかし、
関東から都へ帰る途中の弘法大師は、この川に差し掛かりました
しかし、橋がありません
川下を見ると、猿の親子がいました。
兄猿と弟猿二匹は、とても仲が悪くけんかしています。
親猿は、まず兄猿を背負い、川の浅瀬を渡り向こう岸に行きました。
そして兄猿を向こう岸に残し、戻ってきました
二回目は、弟猿を背負い、向こう岸に渡り、さらに兄猿を背負って
戻ってきました。
向こう岸に、兄猿と弟猿を残すと、けんかするからです。
三回目は、二匹目の弟猿を背負って、向こう岸に渡りました。
最後に、兄猿を背負って、向こう岸に渡りました。
とても、面倒ですが
兄猿と、二匹の弟猿だけを一緒にすることなく、無事にお猿一家は
川を渡ることができました。
この様子を見ていた、弘法大師は
猿でさえ、
困難で出会えば、いろいろ考えて、その困難に打ち勝っていく姿に
とても、
感心して、この川を、猿渡川(さわたりがわ)と名づけたそうです。
前方に、青い橋が見えてきました。
ちょうど猿が渡った場所は、このあたりだと思われます
コースは、この橋の所を左へ曲がります。
道路を横断し右側の道へ進んでいきます。
この先を右に曲がっていきます。
何度も、訪れているお寺ですが、初めて山門から入っていきました
いつもは、裏口からです。
弘法大師が刻まれた三体の坐像の中で一番根本で刻まれた像が
別れを惜しんでやや右を向いて振り返った姿であることから
見返り弘法大師と呼ばれています。
そのなかに、今回のゴール受付がありました。
今日は、約7.5㎞ 約1時間40分歩きました。
今年から、大会初日の景品は「いなりずし」なんですね。
三河地方で、数多くのお店を展開している、
「廻鮮 江戸前すし 魚魚丸(ととまる)」さんからの提供です。
おいしくいただきました。
弘法大師の命日には、
このように、たくさんの露店が立ち並んで、雨の日でも賑っていました。
近くには、名鉄三河線が、立体交差していて
昔は、その立体交差部分に知立駅があったそうです。
一般車では、
唯一の二扉車となってしまった5700系が走っていきました。
1 ■こんばんは~ harubonです
猿渡川のお話 思わず状況を紙に書いて"納得"してしまいました (*v.v)。
知立バイパスのコンクリート柱「ギリシャの神殿」に 例えるとは.....
さすがです!m(..)m