健闘を誓う黒木健孝(左)とオーレドン=後楽園ホール(撮影・村中拓久)
「WBC世界ミニマム級タイトルマッチ」(27日、有明コロシアム)
世界戦の調印式、計量が26日、東京・後楽園ホールで行われた。28歳で世界初挑戦となる黒木健孝(ヤマグチ土浦)は「51%取れる」と、ビックリ発言。33戦全勝の王者オーレドン・シッサマーチャイ(タイ)の実力は十分承知で「1%にかけるということ。それぐらいのチャンピオンです」と、玉砕覚悟で晴れ舞台に挑む。当日は長崎から家族も応援に駆けつける。7人兄弟の4男は「黒木一家が勢ぞろいします。かき回して自分のボクシングをやる」と、金星戴冠を狙う。
(2010年3月26日)