2010年03月12日

遺骨調査活動を終えマニラに戻る〜週刊文春の悲し過ぎる記事〜

3月11日、三日間の活動を終えマニラに戻ってきました。

今回の調査結果は

3月8日   エモルゲ島にて約80体のご遺骨を発見
       カドラオ島では四か所にて合計12〜13体のご遺骨を発見

3月10日  サンガット島では四か所にて合計40〜50体のご遺骨を発見

遺骨写真

サンガット島にて

合計約150体のご遺骨を発見しましたが、先日のブログでお伝えしました通り現地の状況により一体も収集叶わず。今回は残念ながら一緒に帰国を果たせません。

残念過ぎて言葉になりませんが、年内には必ずご遺骨の奪還を果たしたいと心に決めマニラに戻ってきました。

 そこでなんとも悲しく空しい知らせは週刊文春の記事でした。事務所から記事のファックスが送られてきましたが、あの記事に怒りと言うよりも虚脱感に近いのでしょうか、情けなくて、情けなくて心の中で泣きました。

 日本人同士で何をやっているのでしょう・・・。遺骨収集事業に精通している政治家の方から「近年、遺族会や戦友会は遺骨収集の成果が上がっていない。もう遺骨は回収出来ないと言ってきたのに空援隊があれだけ遺骨収集を成功させてしまえば遺族会や戦友会の立場がなくなる。野口さん、遺族会の関係者の中には空援隊を目の敵にしている人たちがいます。気をつけたほうがいいですよ。あることないこと言って歩いていますから」との忠告は確かに頂いていました。今回の記事との因果関係は不明ですが。

 今までにも「空援隊がご遺骨を焼骨した火でブタを丸焼きにして宴会を行っていた」などといったデマ情報が流されたこともありました。

 フィリピン人はお金さえ払えば墓荒らしを行うといった今回の記事はフィリピン人に対する侮辱です。あの記事の内容を知ったフィリピン人から怒りの声が上がりましたが、当然のことです。

 記事の中ではフィリピン人の骨だといったような事が書かれてありましたが、では私が今まで見てきた洞窟の中でご遺骨と一緒に散乱していた大量の日本兵の遺留品はなんですか。

 遺骨をお金で買ったと指摘されていますが、私たちは調査活動、収集活動を行ったフィリピン人に対して日当、つまり人件費は当然支払います。考えてみてください。日本人ですらごく少数のボランティアの方しか遺骨収集活動を行っていないのにどうしてフィリピン人に対し無償で働けと言えるのでしょうか。

 あの記事に対し言いたい事は本当に山ほどたくさんあります。今日はそこまでの気力がありませんのでここまでにしますが、ただ、今まで週刊文春の方々とは本当にいいお付き合いをさせて頂き、月刊誌の方では私のレイテ遺骨収集記を大きく取り上げて頂いたにも関わらず、それが残念でなりません.


遺骨写真2
 

 この遺骨収集活動は国家事業です。国家事業の意味することは、何も行政や政治家だけの役割でも責任でもなく、全ての日本人が総力をあげて解決しなければならない問題だと私は考えています。特に海外での遺骨収集は相手国との交渉が極めて困難です。「遺骨収集をさせる換わりにお金を払え(裏金)」「ODAを増やせ」などと具体的に要求してきています。遺骨収集活動だけでも極めて過酷であるのに、相手政府なりと交渉を永遠と繰り返さなければならないのです。

 日本人が、日本社会が、一丸となってご遺骨の収集活動を行わなければならないときに、日本人同士が一体何をやっているのかと、このような事では日本はますます世界から取り残されてしまうと、私は本当にそう思います。

 私は遺族会や戦友会の関係者とも力を合わせたいと考えていましたし、今でもその考えは変わっていません。

 ジャングルの中、洞窟の中で未だ野ざらしにされたままのご遺骨がこのような状況を知ったとしたら・・・本当にこんなのでいいのでしょうか。情けない。

 明日帰国します。
遺骨を発見

 
2010年3月11日 野口健
fuji8776 at 01:49│Comments(45)TrackBack(0)遺骨調査 | 戦争

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by ハスユ   2010年03月12日 06:34
 健さん、空援隊の皆さん、お疲れ様でした。
 僕は記事を実際に読んでいません(母にだいたい聞きました。)が、健さんのブログを読んだら、そんな記事がでたらめだとすぐわかると思います。
 母や僕が健さんのブログで戦争のご遺骨がまだ現地に残っていることを初めて知ったように、健さんがブログで状況を報告し続けてくださることが、みんなに真実をわかってもらえる事だと思います。
 悔しいでしょうが、事実を知っている人はいっぱいいて、応援コメントがたくさん寄せられるはずです。
 健さん、空援隊の皆さん、母も僕も応援しています。頑張ってください。そして、ありがとうございます。
 
P.S. その週刊誌は買わないようにしましょう。床屋さんや美容室などでただで読みましょう。
 
 
2. Posted by 野口剛   2010年03月12日 07:52
私は昨日、
週刊文春を読みましたが空援隊皆様が何年も苦労して困難な状況に立ち向かい、続けた活動を

たった数日間
しかも、記者の名前も書いていないし、
匿名のフィリピン人の名で掲載された記事を
さも空援隊のスキャンダルのように書いた事に対して同じ日本人として恥ずかしいです…

空援隊の皆様は資財と時間を投げ出し何度も何度もフィリピンに行き活動されています。

週刊文春の方は何回フィリピンに足を運んだのでしょうか?

私は今回の記事の記載に対して断固抗議したいと考えています!
3. Posted by ほにゃ   2010年03月12日 08:08
5 週刊誌は大嫌いです。
人を陥れるようなことを書いて人に興味を持ってもらおうとするスタンスは外道のやることです。
4. Posted by ・・・   2010年03月12日 08:39
遺族会は圧力団体だと聞いていますが、健さん、圧力に負けないでください。心配しなくても負ける健さんではないでしょうが、健さん、あまり気にしないでください。週刊文春を読んだ多くの読者が首を傾げる内容でした。健さんたちは正しい事を国の変わりにやってきたわけですから堂々としていてください。健さんは笑顔が一番です。


5. Posted by 外資系社員   2010年03月12日 08:51
おはようございます

初コメントです

私も会社に行く時たまたま読みましたが、あまりに悪意に満ちた週刊文春の記事に一日中気分が悪かったです…

倉田氏が宗教法人の三代目だと掲載されていましたが、宗教家だからこそこのような立派な行動ができたと思いますし、今の日本人の出来ない事を空援隊の皆様が一生懸命やってくれているんだと思います!

私は金多楼さんも存じ上げていますが、息子さんは若い頃、手の着けられない不良だったと伺っています。
しかしフィリピンでの活動や台湾との交流の為に休みを返上し、日本国の未来や日本人が忘れてしまった心を大切にするために貴重な時間を使っています。

そういった立派な同じ日本人を、
彼は昔不良だったとか
彼は店の仕事をさぼっている、といった記事に近い事を雑誌は平気で書いているのと同じだと思います…

同じ日本人として恥ずかしいです!

私達が日々の生活に追われてなかなか出来ない事をしている方に対して、週刊紙は平気でその人の暮らしや過去、多少のミスをわざわざ大きく取り上げ人の人生すら変えてしまう…

そんなくだらない雑誌だから売れなくなったのを記者の方も気づいて欲しいです。

記者の名前が出ていないところを見ると、記者の自信のなさや、邪な気持ちが伝わってくる記事でした。

私はもう一生週刊文春は買いません。

きっと同じような方が増えるでしょうね。

週刊文春の方が後悔する日がやがて来ると思います。
6. Posted by 剛さんの後輩   2010年03月12日 09:10
健さん、空援隊の皆様、フィリピンでの活動ありがとうございます。

私は残念ながら活動する時間がなく、金銭的にも御協力する事ができません…

でも気持ちは皆様と同じで、世界中であの時行われた大戦で亡くなった方に心から感謝しています。
戦争を美化する気持ちは全くありませんが、あの時代は世界中の人々が殺し合い、沢山の方がなくなりました。

そんな狂った時代に巻き込まれ、たった一つしかない大切な命を祖国から遠い国で亡くされた方に対して感謝以外言葉がありません

私のように活動は出来なくても心の中でそう思っている人間が日本だけでなく世界中にいると思います!

健さん、空援隊の皆様、私達は皆様の気持ちがわかっています!

だからあきらめないでください。

負けないでください

顧問議員の方の数を見てもわかります。

皆様は日本人の誇りですゴシップ紙なんか無視してこれからも頑張ってください
7. Posted by マスゴミ   2010年03月12日 09:17
こんなくだらない雑誌売れなくて当たり前です

不景気だからじゃなくて低レベルだから買わないだけ

ネットのせいだと
よく雑誌社は言いますが言い訳です

不景気だからこそ大切なお金を国民はキチンとしたモノに使いますよ

週刊文春の未来が見えた気がします
8. Posted by 雪子   2010年03月12日 09:22
先日、渋谷の講演会で、空援隊について教えてもらった者です。
他人と過去は変えられない、変えられるのは自分と未来。
応援しています。

アラスカから予定より早く帰ってきました。
お手伝いできることがあればしたいです!
宜しくお願い致します。
9. Posted by 重島尚   2010年03月12日 09:22
フィリピン人をバカにした記事で頭にきました

このような記事の方が国際問題になる事まで想定して記者は名前を出さなかったのでしょうね


汚い記者ですね

ジャーナリストなら名前を出せ!
10. Posted by kat   2010年03月12日 11:13
前にもコメントさせていただきましたが、ぜひ連絡を取らせてください。
我々の団体はフィリピン外務省配下にも所属する国連ホワイトヘルメットですし、且つPalawanに本部をもつコーストガード補助部隊です。
必ず手続きのお役に立てると思います。
我々の大佐も昨年末にくうえんたいの記事がフィリピン紙の一面に載ったときに、コンタクトを取るようにと言われましたが、できませんでした。
是非お手伝いさせていただければ幸いであります。
11. Posted by こまり   2010年03月12日 11:21
レイニア山が、澄んだ空の向こうで白く顔を出してる、ワシントン州シアトルからの投稿です。はじめまして、いつも海を超えて健さんたちからパワーをいただいています!私は、日本人として誇りと感謝の心をもって健さんたちの活動を熱く応援しています。いろいろたくさん考えさせられます。

私も自分の周りでできること、私ができること、していきたいと思います。自分のことですが、現在私はシアトルで人形アニメーション作りに没頭しています。アート活動の中で強いメーセージこめれるように毎日コツコツ、コツコツと制作しています。健さんはわたしの心のmentorです!腹の底から応援しています!

komari
12. Posted by 片山   2010年03月12日 13:10
健さんが、こんなひどい妨害によって、うつ病にでもおなりにならないかと心配です。

物事を片付けようとしている人に対して、何もしない、傍観者であるのはまだいい。でも、じゃまをするのだけはやめて下さい。

健さんも、とても傷つきやすい一人の人間なのです。タフに見えるから、何を言っても大丈夫、なんて思ったら大間違いです。

今回、週刊文春のした事は、ひと一人殺そうとしているのと同じですよ。
13. Posted by 日本国民   2010年03月12日 13:12
週刊文春を読みましたがフィリピン人の方でフィリピン国内で墓荒らしなどしたり、墓の外に置いてある骨を持ち出して逮捕された方がいたのでしょうか?

そのような事実がないのであれば無責任極まりない記事であります。

フィリピン国民の道徳観まで疑われる記事を書いた記者は一体どなたなのでしょうか?

空援隊の皆様、週刊文春に公開質問状を出し、記事に対する公正な証明を求めるべきだと思います

そして週刊文春に記事の訂正を求め、ジャーナリストのモラルを問うべきだと思います
14. Posted by 正木太一   2010年03月12日 13:20
呆れて何も言えません…

洞窟の骨や遺品は偽物なのですかね?

健さんのホームページを拝見する限り、一度も戦争を美化している内容ではないですし、
健さんは日本人の誰もがやらなくてはならない事を沢山の活動の中行ってくれています。

週刊文春の今回の記者のような日本人ばかりではありませんのでどうぞ心配なさらないでください
15. Posted by みよちゃん   2010年03月12日 14:05
健さん、空援隊の皆様、お疲れさまでした。ありがとうございました。
今回最初は買う予定でおりましたが、記事についてコメントが書いてありましたのでちょっと買う事は躊躇しておりました。健さんの声を読ませて頂き、完全に買う事への気持ちが冷めました。
健さん、いざという時嘘偽りはいつか国民の皆さんに伝わり、裁かれることでしょう。その時は、名前も内容も隠すことは出来なくなります。真実は、裏切りません。必ず勝ちます。今後、この記事にて国際問題に発展しないことを願いますが…。  
※野口剛さま もし署名などお手伝いできることがあれば、是非声をかけてくださいませ。
16. Posted by いちご   2010年03月12日 15:36
5 健さん皆様お疲れ様でした。健さん悔しいでしょう悲しいですよね 健さんのブログを読んでいて泣けました 同じ日本人同士で 一体 何を考えているのか‥ 健さん ここは冷静沈着に脳を休めて次へ進めてくださいね!健さんの心と身体 脳 が大切ですから
大きな深呼吸してくださいね(^O^) 帰路お気をつけて

17. Posted by 野口剛   2010年03月12日 15:57
再度書き込みすいませんm(_ _)m

みよちゃんさん、とてもお気持ち嬉しいです

私は現地の皆様の苦労や空援隊の会員の方の気持ちを考えて、頭にきてしまいブログにコメントを書き込みしました。

今、健さんから電話がありこれからフィリピンを発つそうです。

私達に出来る事としては
まずは空援隊という組織で活動をされ、長年苦労された方の気持ちを優先させ
空援隊の皆様の出した答に基づき私達が協力するという形をとりたいと考えています。

皆様のお気持ちを伺い、皆様が野口健さんや空援隊の方々の活動に御理解と御協力してくださっている事がわかっただけでも健さんや空援隊の方々が心を救われたと

私は皆様に御礼を言いたいです。

皆様ありがとうございますm(_ _)m


先ほどのコメントで資財と書いてしまいましたが・私財・の間違えをしました。
この場を借りて訂正させて頂きます。
18. Posted by M   2010年03月12日 16:24
健さん、お疲れ様です。

そして空援隊のみなさんお気持ちお察し致します

私も剛さんのいう通り、空援隊のみなさんのお気持ち重視で答を待ちそして協力させて頂きたいです。

ブログに書き込みしているみなさんの大切な心が週刊文春の記者の方にも伝わりますように…
19. Posted by みよちゃん   2010年03月12日 19:57
この場をお借りいたしますm(__)m
野口剛さまへ
メッセージ、受け取りました。先程、週刊文春を手にするのも止めようと書き込みましたが、目にしないで何を感じると言うのだろうとあえて仕事終わりに読んで来ました。(買いませんが。)健さんや空援隊の皆様、フィリピンの方達が、あのように記事にされてたら誰だって頭に来ますし書き込みたくなるのも当然だと感じました。ただ今は、健さんや空援隊の皆様のお気持ちを最優先する事、とても大切な事ですね。先日、私自身が行動を起したことにある意味良かったのかな?と反省もあり、次回は順序をわきまえようと思っていたところでした。行動を起す前に書くことで、冷静になれるのかもしれませんね!皆様の答えを待ちましょう。健さん、空援隊の皆様が無事に帰って来ることを祈っております。
剛さま、健さんが帰って来たときは大好きなお寿司を頬張らせてあげてくださいませ。長々と、失礼いたしました。
20. Posted by 七氏   2010年03月12日 22:29
ご苦労様です。
週間文春は読んでいませんが、このブログに書かれた過去の記事と写真が雄弁に語っています。騒ぎ立てるのが仕事のようですから気にしないようにしましょう。むしろ今まで話題にならなかった事が取り上げられた事の方が凄いと思いますね。記事を読んでからこのブログにたどり着き過去のアーカイブを読めばどちらか真実かは一目瞭然です。
ありのままの事実を淡々と記した「事実のインパクト」ですよね?
自身もそうでしたから。
地元の方には変わった奴も居るんだと笑い話にでもしましょう(笑)
これからもありのままの真実やあなた自身の率直な意見を是非書き込んで下さい。楽しみにしてます。
21. Posted by 未奈子   2010年03月12日 22:33
健さんへ

健さん&空援隊の皆様本当にお疲れ様でした。150体余りのお遺骨の発見は大変な成果であり、英霊の方々も発見され希望の光が洞窟にさしこんだと思われていると私は思います

記事の事は残念な事ですが・・・。真実は一つです。純粋な活動は必ず人に伝わるり清掃活動も始めは少人数だった様にずっと粘り強く諦めずに語り続ければ、国も変わると信じています。現場で感じた健さんの熱い思いが沢山の志しある方々届くと願うばかりです。

ゆとりが出来ましたら必ず募金させて頂きます
無事ご帰国されましたら大好きなお寿司とお酒で癒さて心身共にリフレッシュして下さいませ
有難うございました
22. Posted by みよちゃん   2010年03月12日 22:52
野口剛さまへ
先程、お礼のあいさつが抜けてしまいました。失礼致しました。

忙しい中、メッセージをありがとうございました。

ここには、健さんの沢山の環がありますね!
23. Posted by sakura   2010年03月12日 23:09
野口様

初めてコメントいたします。

遺骨収集でのご活躍いつも拝見しております。

今回の週刊文春の記事を読んで、正直日本って何だろうと思いました。

本来なら日本政府が行うべき遺骨収集をこうして野口さんはじめ空援隊の方々が行ってくださっているのです。
感謝こそすれこのような記事に書く人の気持ちがわかりません。

この記事を書いた人に尋ねたいです。

野口さんたちの足をひっぱりたいのですか?

何のメリットがあるのですか?と。

週刊文春の記事には悪意がいっぱいです。

どうかこんな記事にめげずに頑張ってください。

何年か後にはきっと真実がはっきりすると思います。
24. Posted by さとべりぃ   2010年03月13日 00:01
わからないです。。遺族会や戦友会の方が同じ遺骨収集に尽力されてる空援隊を目の敵にするなんて。
わたしは感謝されているものだとばっかり思っていたのでショックでした。
ご遺骨はモノではないのに、成果が上がらないというのは数の単位で競う業績のように扱っていたのでしょうか?立場がどうのというのはどうゆう気持ちでこれまでご遺骨と向き合っていたのでしょう。
もし、自分の身内の遺骨が異国の地にあるとしたら、そのたった一人の遺骨に戻ってきて欲しいのです。それが成果だとか立場だとか、そんなことの数に数えられているとはあまりに悲しいことです。

それに加えて週刊誌の記事というのは(読んでませんが)どうしてそのような意地の悪いことが出来るのでしょう。どんな思惑があって書かれたものなのか、出版社や記者に問いたいです。

でも、健さん。
これは今まで無関心だったものに関心を持たれた証拠かもしれません。この嘘の記事がきっかけになって世間に広く知られる可能性もあるわけです。無関心が最も辛かったはず。
今は心が砕かれる思いがしますが、何かが変わる兆しかもしれないと、
少し前向きに考えたいと思います。。
25. Posted by iimika(イイミカ)   2010年03月13日 00:30
健さん、空援隊の皆様へ

お疲れさまでした。

私は週刊文春を実際には読んではいませんが、健さんのブログや空援隊のHPで活動での思いや活動の報告を拝見させていただき、健さんや空援隊の皆様の思いに触れているがゆえに、ブログを読みながら悔しくて涙を流してしまいました。

健さんや空援隊の皆様のお力になれることがあればどんどんやっていきたいと思います。
そして私も近いうちに祖父の思いを受け継いで、できることなら御遺骨の収集活動に行かせていただきたいと考えています。

健さん、空援隊の皆様、真実は1つですよね!

お気をつけて帰国なさってください<m(__)m>


26. Posted by おまつ   2010年03月13日 07:02
5 野口さんの気持ちを思うと、全然関係ない私も心が痛みます。

真面目に何かをしようとすると、どこからともなく心ない中傷が飛んできます。

大変とは思いますが、負けず、立ち向かって、行動と発言を続けてください。何も応援はできませんが、わずかながらの寄付を先ほどお送りしました。

とかく日本は、行動する人、発言する人を嫌う国です。

野口さんのような勇気の有る方が行動しない限り、絶対変わりません。

悔しい気持ち、すごくよく分かります。だからこそ、活動を止めないでください。

頑張ってくださいね。応援する人達の方が全然多いことを、ぜひ忘れないでください。
27. Posted by じょ   2010年03月13日 08:30
山際君のブログで知ってこちらを参照にきました。文春の記事は所詮は現場を知らない者の戯言です。机上の空論などに気を留められず、ただ立派なお仕事をなさって下さい。
28. Posted by aoao   2010年03月13日 16:06
確かにコレはひどいです。ゾクッとしました。
でも、よく考えてみてください。この記事を
読んで初めて遺骨収集に関心を持つ人も増える
可能性があるわけです。関心を持てばその事に
ついてネット、書籍などを使い情報を集めだす。すると、どっちが真実か分かってしまうわけです。うまくいけば、遺骨収集が国民運動になったりする事も十分ありえます。
なので一つの記事だけに一喜一憂するのではなくて、今やるべき課題に全力でぶつかっていくのが良いんじゃないかと思います。
負けるな!健さん!!
29. Posted by 鼓動館 藤岡たかし   2010年03月15日 15:15
健さん、あれからお腹は大丈夫でしか?私は昨日から健さんと同じ様にシャレにならないほど、ピーピーです。やっぱり内臓も疲れたんですかね?

私のブログに2日目をアップしました。
すごく綺麗な景色と遺骨収集というギャップの画像が並べましたよ。

http://blog.livedoor.jp/kodohkan/
30. Posted by aoao   2010年03月15日 16:17
藤岡たかしさんが撮った写真、いいですね。
僕もいつかはきっと・・・!!
31. Posted by 誇りを取り戻そう   2010年03月15日 16:18
野口様初めてメールいたします。

本来であれば日本国政府が全責任を持って行わなければならない事業であり、それを行わぬ事に対して私達国民が政治家や官僚を怒らねばならない事が出来ないのは何故かと考えてしまいました。

多分それは戦後の教育が大きいと思います。当然のことながら私も戦後生まれで近現代史というのはほとんど教えられておりませんでした。

ただ日本は戦争で悪い事をしたという方向性ばかりの教育です。ですから日本の軍隊は残酷だと言うイメージがあったのは事実です。

しかし召集を受けて戦地へ赴き運よく生還したわが叔父達を見るとそんなに悪い事をした人なのかと疑問に思う事もありそれから自分なりに調べてみるようにもなりました。
そうしてみると私の教わった事とはまた違う話がいっぱい出てきて。・・・

私の叔父のなかに一人立川飛行機であの隼戦闘機の組み立てか修理の仕事に動員されていた人がおります。
20名ほどの班を組んでいたようですが唯一残されお前は若いから学校へ行けと言われたそうです。その他の方は戦地へ赴き誰一人として日本へお帰りにならなかったとの事。
それ以来その叔父は酒は一滴たりとも口にしないと。亡くなった仲間に申し訳がないと言って。

日本の為に命を落とされた方達が帰れないようではなんとも申し訳がありません。

かといって私のようなものに何かできるのかと。
32. Posted by 茨城から   2010年03月17日 16:45
御遺族なら、立場より遺骨が早く帰還出来る事を望むでしょう。

惑わされず頑張って下さい。
33. Posted by 茨城から   2010年03月17日 17:33
日本遺族会のHP見て来ました。
願わくば共に協力して然りであろうに。
悲しくもあります。
34. Posted by 老兵   2010年03月26日 12:00
皆様にお伝えしたい事があります。
物事とは2つの側面がある事。そしてご自身で良く情報を精査された上でお考え下さい。
今回の雑誌の記事ですが、読む必要性はあると思います。内容はゴシップ的な要素があるのかも知れません。しかし健さんの事について不平を物申している内容では御座いません。所属されている代表の方の行為に疑問符がかけられているのです。
実際に足を現地に運び、戦友の亡骸を見ると心が痛みます。国からの援助を絶たれ個人で活動してる人間もいます。老兵の心は何時までも何時までも消えうせる事無く続いております。
もう少し多角的に現在の状況を皆様で考え、少しでも良き方向に今後導かれる事を願うばかりであります。
35. Posted by 心のスポンサー   2010年03月26日 16:49
 旧日本兵のご遺骨調査や収集の記事をじっくり読む機会がなくすいませんでした。何か、泣いてしまうので・・。たれも居ないところで
読めました
 
 
 野口さん、空援隊の皆様の心労を察する同時に、同じ日本人なのに、と疑問を持ちます。老兵さまのおっしゃるとおり、良き方向に導かれることを祈っています。
 最近、個人的にアクションを起こしすぎてすません 心のスポンサー、こと山口ゆきでした。
 
36. Posted by 一ファン   2010年03月26日 23:40
老兵様のお言葉、実に心にしみいります。
事実はひとつですが、事実をどう捉えるか、真実は人それぞれです。
しかし人は時として記憶や真実を都合のよいようにゆがめてしまいます。人間である以上、それはいたし方のないことなのです。
ならばこそ時には事実に立ち返り、己の真実を事実の審判にさらすことが必要なのではないかと愚考いたします。
小隊長氏の言うことが正しいかどうかはともかく、闇雲に反発したりあるいは無視を決め込むのは「事実」に対する真摯な態度といえるかどうか、疑問です。
37. Posted by みほ   2010年03月27日 15:08
老兵さんの
>しかし健さんの事について不平を物申している内容では御座いません。
>所属されている代表の方の行為に疑問符がかけられているのです。
ここにすごく共感します。

空援隊の活動に疑念がかけられているのであれば、
野口健さんのファンであるからこそ、そこをはっきりさせて欲しいです。
空援隊=野口健、という構図で見てしまうとすべてを擁護せざるを得ません。
38. Posted by ハスユ   2010年03月27日 19:35
健さん、こんにちは、ハスユです。

 部活から帰って片付けをしていたら、総合の時間に配られたインターネットに関してのプリントが出てきたので、書きます。一部を抜き出します。

 「読み手のことを考えて、掲示板に書き込むように心がけることが、利用者の最低限のマナーです。」「相手の顔が見えないことを理由としていいたいことをことを言えば、それで気持ちはすっきりするかもしれませんが、他の利用者が読んだときにとても不快になることもあります。」

 このブログは僕のように中学生や小学生も環境学校や学校への講演で見に来ます。

 書き込む前にもう一度よく考えてから、書き込んでください。お願いします。

 続きがあります。
39. Posted by ハスユ   2010年03月27日 19:35
 52の続きです。いい内容だと思いました。

 「あなたが書いた言葉によって、救われる人もいれば、救われない人もでるということを考えれば、入力する言葉も変わってくるかもしれません。

 『口に出す言葉は、自分の未来をつくる』という考え方があります。

 いつも口にしている言葉は、自分の未来をつくるほどの力があるという考え方です。

 いつも批判的な考え方、いつも他人を卑下する考え方、いつも主張するばかりをする考え方…。
 
 考え方ひとつで、未来が変わるとしたら、どんな未来になるのでしょうか。 」

 皆さん、ここは健さんのブログです。
ていねいな言葉、前向きな内容で書きましょう。お願いします。 
40. Posted by 落合   2010年03月27日 21:16
どうやらハスユ君の
>52の続きです。いい内容だと思いました。
との言葉からすると、またコメントの大量削除があったようですね。
これは「ブログを炎上させてしまう条件の一つ」なのですが、それはまた後述しましょう。
ハスユ君、「どんな時でも丁寧な言葉遣いを」というのは良いことのようだし実際そうすべきですが、社会に出てない君にはわからないであろう、社会人なら大体の人が持ってる経験則があります。
「事実の確認をされているのに、言葉遣いなどに固執して確認に答えない人は、ほとんどが都合の悪いことをごまかそうとしている」
ということです。
もし君が「言葉遣いが悪いから言ってることが間違ってる」と言うなら、それは「字が汚いから答えが合ってるのにテストを0点にすべき」と言ってるのと同じです。内容が理解できないほどならともかく、理解できる程度であれば内容の正誤は判断できるはずです。
それをせずに言葉面だけ追っているのは逃げているだけと取られるのが当然です。企業や官僚の不祥事会見ののらりくらりと同じです。
さらに言えば、外野は無視するとして文春記事、小隊長さんと野口さん、空援隊の書いていることの履歴で言えば、一番最初に汚い言葉を使ったのは野口さんです。

つづきます
41. Posted by 落合   2010年03月27日 21:18
つづきです


まずいと思ったのか消してしまったようですが、一度人の耳に入った言葉、人の目に触れた文章は消したってなくなりません。その場合どうすればいいのか。そんなのは小学校、いや幼稚園で習いますよね?
「ちゃんと謝りましょう」って。
野口さんはその幼稚園レベルのことすらできていないのです。これで人から敬意を得ようという方が無理というものです。
これも前述の「ブログを炎上させる条件」の一つです。
「相手が悪いんじゃないか」と思うかもしれませんが、本当にそうなのかは元の問題の釈明がなされない限り少なくともわかりませんし、登山という命が左右されかねないことをされている野口さんにしてはあまりに「お粗末な危機管理」と言わざるを得ません。
また、一見良いことを言ってるようでも本当に良いことをしてるのか、わからない、という現実を知っておくべきでしょう。聖書にも、天使に化けて近づいてきた悪魔の誘惑を聖人が退ける話があります。世の中にも数多寄付金詐欺があります。
寄付金詐欺とは違いますが、最近ではCO2問題におけるクライメートゲート事件があります。
日本ではCO2を減らせば地球温暖化が止められるということが半ば常識でありましたし、世界でもその流れでしたが、その元になったデータがデタラメで、CO2を削減しても地球温暖化にはほぼ影響がないどころか、地球が顕著に温暖化してるかすら確かには言えないことがわかってしまったのです。
それ以前もCO2地球温暖化説に対する疑問の声はあったのですが、「地球温暖化を止めることはいいことじゃないか。なんでそれを否定するんだ」という圧倒的な世論により、まるで邪教のような扱いすら時に受けていました。
「良いことだからそれを前向きに捉えよう」という考えは、実は「間違ったことの手助けを知らず知らずの内にしている」のかもしれないのです。

さらにつづきます
42. Posted by 落合   2010年03月27日 21:19
最後です。

ハスユ君、世の中には「天使に化けた悪魔」がたくさんいるのです。野口さんがそうだとは言いませんが、そうでないかどうかは自分で調べて考えたり、野口さん自身か、野口さんのサポーターが「実際はどうなのか」の説明を見て判断しなければならないのです。
「人をそんな疑いの目で見たくない」と思うでしょうが、それが現実です。しかしその現実を受け入れてなお、君がそのまっすぐさを持ち続けることを期待しています。
43. Posted by ある一意見   2010年03月27日 23:21
落合さんのおっしゃることももっともだと思います。
野口さんの活動は確かにすばらしいです。が、ファン(?)の方々はあまりにも「手放し」で喜びすぎではないでしょうか?
物事にはすべて二面性(裏・表)があることを心に留め置くべきです。
44. Posted by ハスユママ   2010年03月28日 05:32
 
 本当ですね。世の中には「天使に化けた悪魔」がたくさんいます。私には、ここ最近、心ない書き込みをしている人すべてが悪魔に見えます。
 息子は、小学生の時からこのブログに書き込み始めましたが、小学生がこのブログの悪意のある書き込みを知る必要はないのです。嫌でも大人になる課程で知ることになるのですから。

 野口健さん及び事務所の皆さんへ

 いつもありがとうございます。数日前のコメントで、ご迷惑をおかけしてしまって、すみませんでした。何もできなくてすみません。
 コメントは管理者の承認がなければ反映されないようにしていただきたいと私は思います。野口さんのファンはそれでもついて行きますよ。それに今はほとんどの有名人のサイトや公式サイトで使っている手立てです。
 また、乱暴な文面や悪意のある内容は大いに削除すべきだと思います。子供達には見せたくありません。
 大変でしょうが、頑張ってください。このサイトのおかげで親子とも辛いことを乗り越え、環が拡がりました。これからも応援していきます。
 
45. Posted by マリモ   2010年03月28日 08:32
> コメントは管理者の承認がなければ反映されないようにしていただきたいと私は思います。

ハスユママさん、ハッキリ言ってあなた気に入りません。自分がここを仕切ってるつもりですか?!
むしろあながた全部自分の想いどおりにならないと気がすまない悪魔に見えます!
どうしてあなたそんなにいつも偉そうなんですか!もう我慢の限界です!!

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔