プロボクシング元WBC世界フライ級王者・内藤大助(35)が所属する宮田ジムの宮田博行会長(43)は27日、正規王者となったポンサクレック・ウォンジョンカムに内藤を挑戦させる考えを明かした。
宮田会長によると、3日前にWBCから、亀田興毅Vsポンサクレック戦の勝者は、次戦に宮田ジム所属の選手との対戦を義務づけるレターが届いたという。宮田会長はこれまで、この一戦を含め興毅の興行権2試合を保有するとしていたが、今回で興行権を失ったことを明らかにし、「内藤が挑戦? そういうことです」と明言した。
一方、リングサイドで試合を観戦した内藤は、興毅の判定負けに「びっくりした。でも、もっと点差が開いていた感じだった」。ポンサクレックへの挑戦については、「今は5月9日の再起戦に集中するだけ」と復帰戦に目を向けた。内藤はポンサクレックと過去4度対戦して、内藤の1勝2敗1分け。5度目の対戦は実現するのか。