5日、何の変哲もない事務用の回転椅子が突然爆発し、座っていた14歳男子が死亡する事件が今年1月に発生。油圧式で高さ調節できるタイプの椅子に爆発の危険性があるという。資料写真。

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油圧式の回転椅子が爆発!破片で14歳中学生が死亡―山東省
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2009年3月5日、どこにでもある事務用の回転椅子が突然爆発し、座っていた14歳男子が死亡する事件が山東省[月交]州市で発生していた。「青島新聞網」の報道。

今年1月14日午後、同市の中学2年生A君はいつものように回転椅子に座ってインターネットをしていたが、突然大音響とともに椅子が爆発。体中に椅子の破片が刺さり血まみれのA君は、ただちに同市人民医院救急外来に運ばれた。A君の臀部には10cmほどの長さの管が突き刺さっており、そこからの出血が一番ひどかった。医師らの懸命の治療にもかかわらずA君は死亡。その後の調べで、死因は胸部に刺さったネジの破片による呼吸機能障害と判明した。

昨年12月にも同様に事務用椅子の爆発事件が発生しており、不良品による事故ではないかとの見方が強まっている。これらの事務用椅子は回転式であり、油圧式で高さ調節の出来るタイプ。爆発原因は油圧式シリンダーの劣化とみられ、専門家は椅子購入時に廉価な粗悪品を求めないことと、頻繁に椅子の高さを変えないように警告。こうした椅子は一般オフィスの80%以上で使用されているため、定期的な点検と修理が必要だと指摘している。(翻訳・編集/本郷)
2009-03-06 15:00:21 配信

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